“ゆうばり映画祭”岡田准一「エヴェレスト」で開幕!
2月25日(木)から29日(月)まで開催される「ゆうばりファンタスティック国際映画祭2016」のラインアップ発表会見が、1月12日に北海道・札幌第二水産ビルで行われ、今期の各部門上映作品が発表された。
オープニング招待作品は、夢枕獏原作の「神々の山嶺(いただき)」(角川文庫)を映画化した「エヴェレスト 神々の山嶺」が、クロージング招待作品は「第73回ゴールデン・グローブ賞」にて作品賞、監督賞、主演男優賞の3冠を達成して話題を集めるレオナルド・ディカプリオ主演の「レヴェナント:蘇えりし者」に決定した。
さらに、ゴールデン・グローブ賞で主演女優賞を受賞した「ルーム」や同部門ノミネートの「ブルックリン(仮題)」、アニメーション映画賞にノミネートされた「アーロと少年」など、世界的に話題を集める作品の日本最速上映も決まった。
来月末に行われる米・アカデミー賞の前哨戦ともいわれる「ゴールデン・グローブ賞」で話題をさらった注目作品がズラリと集まり、国際色豊かなラインナップで北の大地から華々しく映画の祭典の幕が上がる。
夕張市長の鈴木直道氏は「財政破綻以来、開催すること9回目。昨年はメーン会場のアディーレ会館が老朽化による閉館、ことしの開催については皆さまが一番心配されていたのではないでしょうか。大丈夫です。ご安心ください!
ことしは再生後10回目の節目を迎えます。これからも大切な夕張の宝を継続してまいります。挑戦の努力を打ち出し、皆さんと一緒に世界で一番楽しい映画祭にしていきたい。ことしも頑張りますのでよろしくお願いいたします」と、コメントを寄せた。
招待作品部門にノミネートされた作品は下記の通り。
【オープニング招待作品】
「エヴェレスト 神々の山嶺」●監督=平山秀幸/出演=岡田准一ほか
【クロージング招待作品】
「レヴェナント:蘇えりし者」●監督=アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ/出演=レオナルド・ディカプリオほか
「ルーム」●監督=レニー・アブラハムソン/出演=ブリー・ラーソンほか
「アーロと少年」●監督=ピーター・ソーン/声の出演=安田成美ほか
「ブルックリン(仮題)」●監督=ジョン・クローリー/出演=シアーシャ・ローナンほか
「Mr.ホームズ名探偵最後の事件」●監督=ビル・コンドン/出演=イアン・マッケランほか
「セーラー服と機関銃-卒業-」●監督=前田弘二/出演=橋本環奈ほか
「幸せをつかむ歌」●監督=ジョナサン・デミ/出演=メリル・ストリープほか
【公開35周年記念特別上映】
「セーラー服と機関銃」●監督=相米慎二/出演=薬師丸ひろ子ほか
また、その他にも「ファンタスティック・オフシアター・コンペティション部門」(9作品ノミネート)、「ゆうばりチョイス部門」(全16作品)などを含め、全部で90作品以上が上映される予定だ。
2月25日(木)~29日(月)
ゆうばりホテルシューパロ、夕張市内会場にて開催