因幡晃、ファンに感謝の40周年記念ツアーファイナル
歌手の因幡晃が3月12日、東京・日本橋三井ホールでデビュー40周年記念コンサートツアーのファイナル公演を行った。
今回の「40th Anniversary 因幡晃アコースティックコンサート2015～2016 FINAL～今、自分を愛してください～」は、'15年9月に発売された40周年記念アルバム『ことづて』を引っ提げたツアーのファイナル公演。
40周年記念コンサートツアーは昨年7月に新潟・新発田からスタートし、全国を巡り、この日はその最終日で27カ所目となる。
ファンが開演を待ちわびる中、「コッキーポップ」('71～'86年、ニッポン放送ほか)の伝説のDJ・大石吾朗のナレーションが流れる。そして、因幡のデビューのきっかけとなった「ヤマハポピュラーソングコンテスト」が再現され、「エントリーNo.17、因幡晃くん！『わかって下さい』」というコールでコンサートはスタート。
因幡の長男・篤をドラムに据え、スペシャルバンドをバックにしたコンサートは、幕開けから「忍冬」「別涙」などの自身のヒット曲の他、アルバム『ことづて』に収録された曲も織り交ぜ、約3時間全28曲を熱唱した。
今回のコンサートでは、観客の中からくじ引きで選ばれた4人がステージ上で因幡に歌ってほしい楽曲を直接リクエストする、スペシャル企画を用意。リクエストした観客は、自分1人のために因幡本人が歌うという粋な演出に、感無量の様子だった。
さらに、デビュー前の貴重な映像(『ヤマハポプコン』出場時の映像)が流されるなど、40周年公演のファイナルならではの内容となった。
因幡は公演後「デビューした時には、40年間も歌っているとは思わなかったです。40年、歌ってこられたのは、何よりもこれまで応援してくれたファンの皆さまのおかげ。その感謝の気持ちを込めて、必ずいいコンサートにしようと準備してきて、満員のお客さまの前で無事終演できたことが本当にうれしいです」と振り返る。
続けて、「これからも45周年、50周年に向けて、自分のペースで歩いていきたいです」と意欲を語った。
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因幡晃公式HP
【HP】www.up-front-create.com/artist/index.php?aid=3
