“バンパネラ”中条あやみ「不老不死に憧れません」
3月27日(日)放送の「ドラマスペシャル ストレンジャー～バケモノが事件を暴く～」(テレビ朝日系)で、不老不死の一族“バンパネラ”の末裔(まつえい)を演じる中条あやみが役作りや共演者などについて語った。
同作は、香取慎吾演じる不老不死のバンパネラ一族が、女性ばかりが狙われる連続殺人事件に巻き込まれていく姿を描くミステリアスなサスペンスドラマ。
今作の出演が決まったことについて中条は「バンパイア物の映画はもともと好きだったので、撮影が楽しみでした！」と振り返った。
中条演じる真理亜は、永遠とも思える長い時間を生きる宿命を背負うバンパネラ。中条は「バンパイア映画を見て、不老不死の佇まいや血の吸い方を観察したり、台本を何回も読み込んで、真理亜の人物像を考えました」と、準備したことを明かした。
また、「（本広克行）監督とお仕事するのも初めてだったので、どう演じていけばいいか不安でした。真理亜の役はとても重要な役でもあるので、監督に質問したら優しく教えてくださり、監督が想像する真理亜を理解していくことができました」と本広監督と共に“真理亜像”を作り上げていったことを告白。
真理亜と同じくバンパネラで、今作で主演を務める香取については「お会いした時は、オーラに圧倒されてお声を掛けていいのか分からなかったのですが、シーンを重ねるにつれて、たくさん話し掛けてくださり、緊張が解けていきました」と印象を打ち明けた。
真理亜がバンパネラの一族へ迎えられるためには成人していることが条件であるが、真理亜は特別なケースとして、少女の段階で時が止まっているという役どころ。
そんな中条に、不老不死に憧れるか質問をすると「不老不死に憧れないです。真理亜を演じて思ったのですが、何百年も生きていると、何もかも知っているから、新鮮な感情を感じることができないのが寂しいなと思いました」と断言。
続けて「私は音楽を聴いたり楽器を弾くことが好きなので、そこはいつまでも変わらないだろうなと思います。あと、不老不死になっても食べることと寝ることが好きなのは変わらなそう」と “不老不死と趣味”について明かした。
最後に、中条は「バンパネラの私たちが事件を解決するという新しいサスペンスドラマになっています。見ていてハラハラする場面や私自身モニターをチェックしていても涙が出てきそうなくらい感動するシーンもたくさんあるので、ストーリーも楽しんでいただけると思います！」とアピールした。
【ストーリー】
都内で連続殺人事件が発生する中、大きなスーツケースを抱えた男・三杉(香取)と謎の美少女・真理亜(中条)が古書店の店主・前島(段田安則)の元を訪れ、三杉は“香織”という女性を迎えに来たと告げる。
中学校で産休補助の英語教員として勤務し始めた三杉は、約束の夜に香織(宮下かな子)を迎えに公園へ。
しかし、香織は何者かに殺害されてしまう。香織も連続殺人事件の被害者であると考えた刑事・佐伯(萩原聖人)は、香織の身辺を調べると、児童養護施設の出身であることが判明。
当時の香織の様子を聞いた佐伯は、香織が話す「お兄ちゃん」を三杉のことではないかと疑い、三杉について調査することに。一方、三杉は佐伯が自分たちを調べていると察し、真理亜と共に事件の犯人を見つけようとする。
この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。
3月27日(日)夜9:00-11:10
テレビ朝日系で放送
