綾野剛主演作にスカパラ×Ken Yokoyama参戦
綾野剛主演×白石和彌監督のタッグで6月25日(土)に公開される「日本で一番悪い奴ら」の主題歌が、東京スカパラダイスオーケストラfeat. Ken Yokoyamaのコラボシングル「道なき道、反骨の。」に決定。Ken Yokoyamaが映画主題歌を歌うのは、これが初めてとなる。
映画「日本で一番悪い奴ら』は、日本警察史上の最大の不祥事といわれる“稲葉事件”をモチーフに描かれる、前代未聞の警察エンターテインメント。やらせ捜査が発覚し、日本警察史上の最大の不祥事と言われる実際の事件を題材に、北海道警察・刑事の壮絶な26年間を描いた物語だ。
綾野演じる北海道警の刑事・諸星は、捜査協力者で“S”と呼ばれる裏社会のスパイと共に悪事に手を染めていく。諸星に協力する“S”として、中村獅童、YOUNG DAIS、お笑い芸人のデニス・植野行雄が出演。さらに諸星の先輩刑事をピエール瀧が演じ、異色の犯罪チーム“チーム日悪”を結成している。
そんな話題作の主題歌が、“Tokyo Ska”で世界を股に掛けて活躍する、東京スカパラダイスオーケストラと、カリスマ的人気を誇る伝説のバンドHi-STANDARDやソロでも活躍するギタリスト・Ken Yokoyamaがタッグを組んだ楽曲「道なき道、反骨の。」に決定した。
綾野率いる“チーム日悪”に最高の助っ人が参加することになった。この主題歌を含むシングルは、映画公開に併せて「東京スカパラダイスオーケストラ feat. Ken Yokoyama」として、6月22日(水)にリリース予定。
これまでも奥田民生や甲本ヒロト、最近では尾崎世界観(クリープハイプ)、片平里菜など外部シンガーをゲストに迎えた企画を実施するなど、さまざまなミュージシャンやバンドとのコラボレーション企画を実施している。
Ken Yokoyamaをゲストボーカルに迎えた「道なき道、反骨の。」は作詞を谷中敦、作曲を川上つよしが務め、ハイスタ時代からソロ活動時を含めてKen Yokoyamaが日本語歌詞で歌った楽曲のリリースは、オリジナル作品としては今回が初めて。
楽曲でうたわれている“反骨のヒーロー”は、綾野が演じる主人公・諸星を想起させ、音楽と映画の最強のコラボレーションがここに実現した。
東京スカパラダイスオーケストラ・谷中敦は「僕らの時代には反骨のヒーローが輝いて見えました。彼らの生きざまには社会人として不適切な行動があったとしても、世俗的な時流や不当な権力に対してあらがう姿に、ひらめきや気づき、世の中を新しくしていこうという生命力の輝きを感じたのです。
今は反骨精神の時代ではないのかも知れませんが、今回は、あえてスカパラと横山健でそれをうたおうと思ったのです。夢を持って時流に反骨し、挫折しながら世の中を学び、仲間の大切さを知る。これは人生に於いてとても大切なプロセスだと思うのです」とコメント。
一方、主演の綾野は「諸星要一として、一言。最後の最期で、正しい道を示して頂けました。感謝の極みです」と、役に成り切って感謝を口にした。
6月25日(土)全国ロードショー