植野行雄、パキスタン人の次は水谷豊の“相棒”に？
6月25日(土)より全国公開される、綾野剛主演映画「日本で一番悪い奴ら」。本作で、綾野扮(ふん)する日本一ワルな刑事・諸星要一のS(スパイ)の一人であり、パキスタン人の盗難車バイヤーを演じるお笑いコンビ・デニスの植野行雄が、銃器犯罪から市民の安全を守るため、6月5日に都内劇場4カ所を勝手にパトロールし、映画の宣伝活動を行った。
梅雨入りが発表された5日、東京・新宿バルト9、109シネマズ二子玉川、渋谷TOEI、サンシャイン池袋の都内4カ所の劇場を巡回した警官姿の植野。
各劇場では長打の列ができる盛況ぶりで、渋谷TOEIでは、街ゆく人々がしきりに笑いながら「あ、行雄ちゃんだ！」「デニス！」「ブラジル！」「めっちゃファン！」などと、突然の植野の登場に足を止めていた。
植野と一緒に写真撮影ができるとあって長蛇の列ができる中、列の最初に駆け付けたのは高校球児のグループ。
諸星とSが一致団結するシーンで「甲子園を目指す高校球児のように演じてください」と白石和彌監督からアドバイスがあったエピソードを話すと、その場が映画のワンシーンのように植野と球児の間にかすかな友情が芽生えていた…ようだ。
植野はこの日の警官姿でのキャンペーンについて「(制服を着ていると)締まった感じがするし、自分が強くなったような気分にもなります」と感想を述べ、「いろいろな人に写真を撮ってもらっているのでPRになっているのかな」と、充実の表情を浮かべた。
さらに、この日に初お披露目となった相棒のキャラクター・“ニチワルくん”。「ぎりぎりアウトでしょ！ 完全にピー○くんですよね!? ただ、子供がニチワルくんの方ばかり行くので寂しい思いをした」と、植野がニチワルくんに嫉妬する場面も。
また、本作で片言の日本語を話す外国人を演じたことについて「(自分の演技は)点数では評価できない。魂で演じました」と言うと、今後、同じような役がきたら？との質問に「ぜひやりたい！」と即答するも、「片言の外人役って需要無いでしょ(笑)。ドラマ『相棒』でCIAから来た外人役とか!? いいですね。水谷豊さんの“相棒”になってみたい！」と今後の抱負を述べ、取材陣を笑わせていた。
渋谷TOEIの後、巡回したシネマサンシャイン池袋では通行規制がかかるほどの盛り上がりを見せ、植野はこの日だけでのべ300人もの来場客と触れ合った。
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6月25日(土)全国ロードショー
【公式HP】http://www.nichiwaru.com/
