芳根京子、初めての「犯人は、あなたです!」に大満足
6月25日(土)、26日(日)に二夜連続で放送されるスペシャルドラマ「モンタージュ 三億円事件奇譚」のスピンオフドラマ「モンタージュ 三億円事件奇譚 特別編‐船に消えた三億円‐」が、フジテレビオンデマンドとAmazonプライム・ビデオにて、6月25日の前編放送直後から配信開始することが分かった。
「モンタージュ 三億円事件奇譚」は、'10年から'15年まで「ヤングマガジン」(講談社)で連載された人気マンガ「モンタージュ 三億円事件奇譚」(原作=渡辺潤/コミックス全19巻)の映像化作品。福士蒼汰が主演、芳根京子がヒロインを務め、その他に唐沢寿明、西田敏行、劇団ひとり、遠藤憲一、夏木マリら豪華キャストが脇を固める。
スピンオフドラマは、配信限定のコンテンツとなり、地上波での放送はない予定。また、フジテレビが地上波放送をしていないコンテンツを、「Amazonビデオ」で配信するのはこれが初めてのこと。
「モンタージュ 三億円事件奇譚 特別編‐船に消えた三億円‐」は、大和(福士)と未来(芳根)が、事件の真相を求め軍艦島で発見した三億円の入ったスーツケースを持ち、フェリーで沖縄に向かうところから始まる。
大和とケンカをしてしまった未来は、一人フェリー内のレストランで過ごしていた。ぶつぶつ文句を言いながらも、大和に謝ろうと決意し、客室に戻るが、夜の10時にもかかわらず、大和の姿がない。携帯もつながらず、少し心配になる未来は、船内を探すことに。
するとデッキには人だかりができていて、話を聞くと若い男性が海に落ちたという。相変わらず、携帯がつながらず、いよいよ本気で大和のことが気になる未来だったが、その頃、大和は何者かに襲われ、監禁されていた。
手足を縛られ、口もテープでふさがれていた大和だったが、未来からの着信に気付き、そんな状態ながらも何とか彼女に「おそわれた」とショートメールを打つ。驚く未来は、大和に状況をメールで尋ねるも、頭を殴られしばらく意識を失っていた大和は、自分の居場所も分からず、犯人の手掛かりも全くなかった。
大和は不安になり、未来に「おかね」というショートメールを送ると、未来から「盗まれた」という返信が。悔しがる大和は、「はんにんをおえ」と未来に指示。自分には無理と嘆く未来だったが、大和からショートメールで送られてくるアドバイスを元に大和を監禁し、三億円を奪った犯人を未来なりの推理で追い詰めていく…というストーリー。
本スピンオフでは、前編・後編でどちらかと言えば大和の背中を追うような立ち位置だった未来が、監禁され動きの取れない大和に代わり、主体的に犯人を追っていくところ。しかも、どこか天然な性格の未来が犯人を追っていくだけあって、前編・後編のシリアスな雰囲気とは異なり、コメディータッチなテイストにもなっている。
芳根の天真らんまんな姿と福士の追い詰められた表情のギャップが楽しめそうだ。
福士は、スピンオフの感想を「原作にもある好きなストーリーなので、読んでいて楽しかったです。“探偵モノ”のストーリーなので謎解きしながら面白く見ていただけると思います。特別編では、未来が大活躍するので一見の価値ありです。皆さんも一緒に推理しながら楽しんで見ていただきたいです」とアピールした。
一方、芳根はスピンオフ化について「特別編を読んだ時、少しコメディーチックな内容だったので、正直『あれ? これ、やりたいようにやっちゃっていいのかな…(笑)』と思ってしまいました。監督と話して『前編、後編とはイメージを変えていい』と言われたので、思う存分、やりたい放題やらせていただきました」と明かす。
また、実際に演じてみて「本編では大和がずっと喋っていて、未来は隣で見守る係だったので(笑)。本編の福士さんの大変さを特別編で体験することができました。でも、未来はプロの探偵だったり、才能があったりするわけではなく、むしろちょっと謎を解いていくのが苦手な女の子なので、未来と同じように私自身も長いせりふは頭の中で整理しながら言うことができました。『犯人は、あなたです!』と、一度言ってみたかったので、楽しかったです」と、芳根は振り返った。
そして見どころを「前編、後編の間に、実は事件が起きていました。それが、この特別編です。前編、後編とは違う感覚で見られると思います! そして謎を解いていくのは未来なので、構えず見ることができると思います(笑)。配信を楽しみにしていただけたらうれしいです!」とアピールした。
【前編】6月25日(土)夜9:00-11:10
【後編】6月26日(日)夜9:00-11:09
フジテレビ系で放送
スピンオフドラマ「モンタージュ 三億円事件奇譚 特別編‐船に消えた三億円‐」
6月25日(土)夜11:10~
フジテレビオンデマンド(FOD)、Amazonプライム・ビデオにて配信開始