日テレドラマ初出演の堤真一が「スーパーマン」に!?
'17年1月クールドラマ「スーパーサラリーマン左江内氏」が日本テレビ系で放送されることが決定。主演を日本テレビ系ドラマ初出演となる堤真一が務めることが明らかになった。
原作は、藤子・F・不二雄が唯一連載した大人が主人公のヒーロー物語「中年スーパーマン左江内氏」。パッとしない中年サラリーマン・左江内(堤)が、ひょんなことから手にした“スーパースーツ”に身を包み、嫌々ながら世界の平和を守るため奮闘する姿を描く。
建設関係の会社で働くサラリーマン・左江内は、小心者でお人よしだが、「責任」という言葉が苦手な頼りない男。職場では係長という微妙な立ち位置のため、上司からも部下からも詰められており、家庭でも妻や二人の子供から邪険に扱われていた。
そんなある日、左江内は街で出会った怪しい老人から、スーパーマンになれる“スーパースーツ”を無理やり渡されてしまう。必死に断る左江内だったが、妻・円子(小泉今日子)から娘の弁当を昼休みまでに学校へ届けるよう命じられたことから、やむを得ずスーパーマンを引き受けることになる。
主演を務める堤は「日本テレビでは、初めての主演になります。先日、スーパースーツを試着しました。実際に着てみて、『何て格好させるねん』と(笑)。でも、それほど嫌じゃないかもしれません。
共演の小泉今日子さん、そして、福田雄一監督とのコラボでどんな作品になるのか、'17年1月の土曜ドラマを楽しみにしていてください」と、“中年ヒーロー”役への期待をのぞかせた。
左江内が恐れる“鬼嫁”円子は、二人の子供とママ友のコミュニティーが何よりも大事で、夫・左江内の仕事には全く理解を示さないという役どころ。
円子を演じる小泉は「福田雄一さんの作品を楽しく拝見させていただいていたので、今回のオファーはとてもうれしかったです。堤真一さんとは久しぶりの共演です。しかも夫婦役ということで、息を合わせ、力を合わせ、面白い作品にできたらと思います」と意気込みを語る。
また、自身の役柄については「どうやら鬼嫁だそうです。個人的には、完全なるミスキャストだと思っています(笑)」と、ユーモアを交えてコメントした。
脚本・演出を担当するのは福田雄一。今クールでも「勇者ヨシヒコと導かれし七人」(テレビ東京系)で監督・脚本を務める福田が、独自の世界観で「地球平和」と「家庭内平和」の間で揺れ動く左江内の奮闘をコミカルに描き出す。
福田は「僕にとって、今回、藤子・F・不二雄先生の原作を実写化させていただけるということが一番の栄誉なんです。さらに、自分の部屋に最初にポスターを貼ったアイドル・キョンキョンとご一緒できる! これが最大の二つの幸せです!」と、感慨もひとしおの様子。
一方で、「堤さんとはいつもの感じで(笑)。いや、いつも以上にたくさんいじり倒そうと思います」と、“スーパーマン”となる堤をどう料理するか早くも思案していた。
今後も追加キャストなどが順次発表される予定。豪華メンバーがそろったドラマの続報を楽しみにしよう。
'17年1月スタート
毎週土曜夜9:00-9:54
日本テレビ系で放送