セキレイのあらすじ一覧
県境にある橋を目前にして、皆人たちの前に紅翼(べにつばさ)と灰翅(ひいばね)と名のる2羽のセキレイが立ちはだかる。彼らは、ルールに違反したセキレイを粛清するための懲罰部隊だった。恐ろしいまでの強さをもつ彼らを相手に、久能は自身にかかる負担が大きいためにこれまで使わずにいた力を発揮し、反撃を試みる。だが攻撃は通用せず、皆人たちは窮地に立たされてしまう。≫脚本=吉岡たかを 演出=草川啓造 絵コンテ=草川啓造、吉田泰三 作画監督=友岡新平
いよいよ、久能とハルカの脱出計画を実行するときが来た。皆人たちの作戦は、松がM・B・Iの監視衛星をハッキングし、草野が敵を攪乱(かくらん)、そのすきに瀬尾たちが変電所を襲って電車を止め、線路を歩いて封鎖の突破を試みるものだった。だが、松が監視衛星を押さえておくのは1時間が限界。その間に、2人を脱出させなければならない。計画は順調に進んでいるように見えたが、県境まであと少しというところで、皆人のインカムに松からの「逃げろ!」という声が届く。≫脚本=吉岡たかを 演出=中山敦史 絵コンテ=山口吾郎 作画監督=小森篤、斉藤良成
結(むすび)のもとに、鴉羽(からすば)というセキレイが訪ねてきた。結とは親しげに接している鴉羽に、皆人(みなと)の3番目のセキレイ・松はなぜかおびえる。そのころ、鶺鴒計画の実行者、巨大企業M・B・Iの社長である御中広人(みなかひろと)が新東帝都の占拠を宣言。都市への出入りに検問を置く。はたしてその状況が意味するものとはいったい何か?≫脚本=吉岡たかを 演出=中山敦史 絵コンテ=静野孔文 作画監督=小森篤