ドラゴンボール改のあらすじ一覧
悟空の連続攻撃を受け、防戦一方となるセルを見たクリリンたちは、悟空の勝利の瞬間を待ち望む。だが、あと一歩のところでセルがバリアを張り、悟空の攻撃を無効化してしまう。セルといったん距離を置く悟空だが、満身創痍(まんしんそうい)なのは誰(だれ)の目にも明らかだった。ほどなくして、仙豆(せんず)を食べるよう促すセルに対し、何と悟空が降参を宣言した。地球上で最強の戦士だと信じていた悟空の敗北に、困惑の表情を浮かべる一同。だがそんな周囲をよそに、次に戦う相手を指名すると言い出す悟空。セルにかなう者などいるわけがないと誰もが考える中、「次に戦うやつでセルゲームは終わる」と宣告する。
人類の期待を一身に背負い、打倒セルを誓って先陣を切ったミスター・サタン。だが、セルの平手打ちで場外に吹き飛ばされ惨敗。いよいよ悟空の出番となった。悟空との対決を待ちわびていたセルは、地球壊滅もいとわない攻撃で悟空に迫る。対する悟空は、セルの猛攻に耐えながらその動きを読み、あえて攻撃を誘い込んで反撃に転じるなどして応戦する。一進一退の攻防が展開される中、緊迫した戦闘を求めていたセルは、場外負けのルールを撤回。どちらかが降参するか死ぬまで試合を続行すると宣言する。ルールの改変を好戦的な態度で受け入れた悟空は、瞬間移動でセルのすきをつくと、渾身(こんしん)のかめはめ波を放った。かめはめ波を食らい半身が吹き飛んだセルを見て、悟空の勝利を確信するクリリンたち。だが、セルはその状態からピッコロの再生能力で復活する。圧倒的な力でぶつかり合う2人の姿を、一同は固唾(かたず)を呑(の)んで見守る。そんな彼らをよそに、悟飯(ごはん)だけは、悟空とセルの戦いに違和感を覚えていた。
修業の成果によりセルを圧倒するベジータは、より緊迫した戦闘を求め、セルが18号を吸収して完全体になる手助けをしてしまった。その結果、完全体となったセルに追い込まれたベジータは、地球を破壊するほどの威力をもつ”ファイナルフラッシュ”を放つ。だが、ピッコロを取り込んだセルには大してダメージを与えられず、勝利の手立てを失う。一方、ベジータを一蹴(いっしゅう)し、とどめを刺そうとするセルだが、これまで戦局を見守ってきたトランクスに妨害されて……。