お嬢さん

多大な遺産を相続する美しい日本人令嬢と、その財産を狙う詐欺師と侍女のだまし合いを描いた官能サスペンス。1939年、日本統治下の朝鮮半島。支配的な叔父と、膨大な蔵書に囲まれた豪邸から一歩も出ずに暮らす華族令嬢・秀子のもとに、新しいメイドの少女スッキがやって来る。実は詐欺師一味に育てられた孤児のスッキは、秀子の多大な財産を狙う“伯爵”と呼ばれる詐欺師の手先だった。伯爵はスッキの力を借りて秀子を誘惑し、日本で結婚した後、秀子から財産を奪うという計画を企てていた。スッキはメイドとして屋敷に入り込むことに成功するが、秀子に仕えているうちに美しく孤独な秀子に惹かれていく。そして秀子も献身的なスッキに心を開いてゆく。