新作映画公開まとめ (2021年10月～公開)

人間界で詐欺を働く男が闇に支配されようとしている王国で活躍する冒険アクションシリーズ第1作。人気テレビ番組に魔術師として出演するイワン(ヴィクトル・ホリニャック)は、ペテン師として口先だけで生き抜いてきた。そんなある日、彼はうそがばれて逃走する中、ベロゴリア王国に転生し、召喚された救世主だと告げられる。

平和を取り戻したベロゴリア王国のその後を描く「ベロゴリア戦記」シリーズ第2作。異世界へ転生したイワン(ヴィクトル・ホリニャック)は、王国を救い人間界と王国を行き来する快適な生活を送っていた。そんな中、各地から戦士が集まり力比べをする競技会へ参加することになったイワンだが、魔法の剣を狙う魔女が再び現れる。

南北に分断されたまま長く冷戦状態が続く朝鮮半島を舞台に、韓国・北朝鮮・アメリカの首脳らが一人の北朝鮮高官の陰謀に巻き込まれたことから恐ろしい危機に直面する姿を描く。韓国大統領ハン(チョン・ウソン)らは、北朝鮮の軍事クーデターに巻き込まれ監禁されてしまう。緊迫状態の中、ハンらの心理戦が展開される。

小説家・浅原ナオトの「彼女が好きなものはホモであって僕ではない」を原作に映画化。ゲイであることを隠して日々を過ごす男子高校生・安藤純(神尾楓珠)は、書店でクラスメイトの三浦紗枝(山田杏奈)がBL漫画を購入しているところに遭遇する。そのことがきっかけで2人は急接近。純はある思いを秘め付き合うことに。

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世界的歌姫セリーヌ・ディオンの人生をモデルにした音楽エンターテインメント。一人の女性歌手と彼女を公私ともに支える夫が、二人三脚でスターの座へと駆け上がっていく様子をセリーヌが歌った不朽の名曲とともに描いていく。主人公のアリーヌを演じるのは、本作の監督と脚本を手掛けたバレリー・ルメルシエ。

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上橋菜緒子の2015年本屋大賞受賞小説「鹿の王」をアニメ映画化。かつて恐れられていた戦士団・独角の頭・ヴァンは、戦いに敗れ全てを失い囚われの身となる。ある日、山犬の襲撃を受けた混乱に乗じて脱獄したヴァンは、家族を亡くした少女・ユナと出会い、共に過ごす内に生きる目的を取り戻していく。そんな中、謎の病が流行する。

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大人になりきれない20代女子3人の等身大の姿を描く人間ドラマ。取り壊されることが決まった母校・篠の目女子高校の校舎で、在りし日の思い出をたどるために、数年ぶりに集まったシノノメ女子元放送クラブの3人。昔の女子校生活を思い出しながら、互いに現在の不満をぶつけ合い、週末の度に何度も校舎を訪れるようになる。

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垣谷美雨のベストセラーを「狗神」以来となる天海祐希単独主演で映画化。監督は「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」の前田哲。家計に無頓着な夫とフリーターの娘、大学生の息子を持つ、節約がモットーのごく普通の主婦・篤子(天海)。コツコツ老後の資金を貯めてきた彼女に、娘の結婚や夫の会社倒産など、資金が減る事態が起こる。

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瀬尾まいこの同名小説を原作に、永野芽郁、田中圭、石原さとみ出演で映像化した人間ドラマ。森宮優子(永野)は、わけあって義理の父・森宮さん(田中)と二人暮らし。一方、夫を何度も変えて自由奔放に生きる魔性の女・梨花(石原)は、泣き虫な娘のみぃたん(稲垣来泉)と暮らしていたが、娘を残して突然姿を消してしまう。

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2003年に田辺聖子の同名短編小説を妻夫木聡と池脇千鶴主演で実写化した作品を、韓国でリメークした新たな純愛ラブストーリー。大学生のヨンソク(ナム・ジュヒョク)は、道端に倒れている車椅子の女性ジョゼ(ハン・ジミン)と遭遇。彼女を家まで送り届けたヨンソクだが、自分だけの世界観を持つジョゼに段々と興味を持っていく。

プリキュアシリーズ18作目「トロピカル〜ジュ！プリキュア」(2021年2月、テレビ朝日系)の劇場版。まなつらは、新しい女王の誕生を祝うため、プリンセス・シャロンに招待されて不思議な列車に乗り雪の王国・シャンティアへ。笑顔あふれる王国を作りたいと願うシャロンに頼まれまなつらも協力するが、謎の怪物が現れる。

ダンサー・振付家であり、映画作家としても活動する吉開菜央の初長編映画。北海道の知床半島に位置する斜里町を舞台に、現実と空想を織り交ぜながら紡がれる。希少な野生動物が人間と共存している稀有な土地として知られ、冬にはオホーツク海沿岸に流氷がやってくる知床半島。そこに突然、“赤いやつ”が現れる。

友達が欲しい少年とポンコツ“Bボット”が本当の友情を探すハートウォーミングストーリー。夢のようなデバイス、Bボットを通じて誰もが仲間と繋がる世界で、一人ぼっちのバーニーの元にオンライン接続もできないポンコツ・Bボットのロンが届く。アナログで空回りばかりのロンにバーニーは友だちの作り方を教えていく。

日本を舞台に漆黒の忍者ヒーロー“スネークアイズ”が、闇に巣食う巨悪を討つ「G.I.ジョー」シリーズ第3作。日本の闇の組織からある男の命を救ったスネークアイズ(ヘンリー・ゴールディング)は、秘密忍者組織・嵐影への入門を許可される。彼は悪の抜け忍集団と国際テロ組織コブラ連合軍による攻撃に立ち向かう。

芥川龍之介の同名戯曲を基に、香港で暮らし同じ小町という名を持つ二人の女性と死神を名乗る男の関係を描くダークファンタジー。同性同名で同い年の二人の女性・小町(ハンナ・チャン、エリズ・ラオ)は、仲の良い友人同士。ある日、一人の小町は恋人・王(和泉素行)から、自分が死神だと思わぬ告白をされる。

芥川賞作家・綿矢りさの“高校生による禁断の三角関係”を描いた同名小説を山田杏奈主演で映画化したラブストーリー。高校3年生の愛(山田)は、同じクラスのたとえ(作間龍斗)に片思いをしている。彼の魅力は、自分だけが知っていると思っていた愛。しかし、彼が誰かからの手紙を大事そうに読んでいる姿を見たことで事態は一変する。

作家やコラムニストとして活躍するキャトリン・モランの自伝的小説を映画化したコメディー。底なしの想像力と文才を持つ女子高生・ジョアンナ（ビーニー・フェルドスタイン）は、兄の勧めで大手音楽情報誌のライターに。才能を開花させ人気を集めるジョアンナだったが、ある人物と出会い冷静な記事が書けなくなってしまう。

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若き環境活動家、グレタ・トゥーンベリの素顔に迫ったドキュメンタリー。2018年8月、15歳のグレタは気候変動に対する政府の無関心に抗議するため、たった一人でストックホルムにある国会議事堂前に座り込み、学校ストライキを開始。その行動は世界中の若者に浸透し、数ヶ月で国内外へ広がるムーブメントとなっていく。

1997年に公開されたヴィンチェンゾ・ナタリ監督の「CUBE」を日本人キャストでリメーク。エンジニアの裕一(菅田将暉)ら年齢も性別も職業もつながりのない男女6人は、突然謎の立方体の中に閉じ込められる。理由も分からないまま脱出を試みる彼らを熱感知式レーザー、ワイヤースライサーなど殺人的なトラップが襲う。

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SNSを駆使しながらリアルとフィクションの動画で世界を変えようとする女子高生たちを描いた悲喜劇。社会に反抗する花梨(小野花梨)は、父との言い争いをきっかけに風子(見上愛)の家に転がり込む。ある日、電車内で病人に席を譲ったことをきっかけに、二人はアイデアとSNSを武器にした“プリテンダーズ”を結成する。

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東日本大震災の被災地、岩手・陸前高田に建てられた漂流ポストを題材にしたドキュメンタリー。震災ボランティアを経験した野村展代監督が、漂流ポストに感銘を受け2016年から取材を行う。佐々部清監督と映像化を進める予定が、監督が急逝。悲しみに暮れる中、佐々部氏の盟友である俳優の升毅が合流し「生きること」への答えを探す。

アイスランドにある男女共学の家政学校を描くドキュメンタリー。1942年に創立された伝統ある「主婦の学校」は、学生たちが寮で共同生活を送りながら生活全般の家事を実践的に学ぶことができる一学期定員24名の小さな学校。自立した人生を楽しむための術を学ぶ彼らの姿を通し、暮らしや家事のあり方を問いかける。

クライヴ・バーカーの原作を映画化した1992年のホラー映画をリメーク。シカゴの公営住宅カブリーニ・グリーン地区では、怪談めいた都市伝説が語り継がれていた。その跡地に新設されたコンドミニアムにアンソニー(ヤーヤ・アブドゥル・マティーン2世)は引っ越し、都市伝説の裏に隠された悲惨な物語を知る。

2017年からNHK Eテレで放送されている子ども番組「オトッペ」の劇場版。オトッペタウンで暮らすウィンディは、やることなすこと全てが適当で自由に暮らしていた。ある朝、ウィンディが目覚めると、そばに自分そっくりの小さな赤ちゃんがいた。親友や町のみんなに助けられながら赤ちゃんを育てるが、慣れない世話に悪戦苦闘する。

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ジーン・ケリー主演のミュージカル映画「巴里のアメリカ人」の舞台版で、2018年のウェストエンド公演(Dominion Theatre)を特別に撮影した作品の劇場公開。1945年のフランス・パリという時代背景とともに、男女の複雑な恋愛模様に夢と友情が絡み合う中で“真実の愛”を信じ進む様子が描かれる。

“ハーフ”の呼称に違和感を持つ青年二人の旅路を描くヒューマンドラマ。ハーフの大学生・春樹(サンディー海)は親に相談せずに通っていた海外の大学を辞め、自分の居場所を見つけるため生まれ故郷である日本に帰国する。ある日、春樹は母親と二人で団地に暮らす建設作業員のハーフの青年・誠(川添ウスマン)に出会う。

司馬遼太郎の小説を映画化した時代劇。武州多摩の出身で幼いころからやんちゃだった土方歳三(岡田准一)は、「武士になる」という熱い夢を胸に近藤勇（鈴木亮平）や沖田総司(山田涼介)らと京都へ向かう。彼らは幕府の後ろ盾で新選組を結成し、倒幕派勢力の制圧に活躍する。しかし、時流は倒幕へと傾いていく。

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猟奇殺人事件に運命を狂わされた二人の刑事を描くスリラー。かつて相棒だった捜査一班を率いるハンス(イ・ソンミン)と二班を率いるミンテ(ユ・ジェミョン)は、昇進をかけて事件を捜査することに。ハンスが容疑者を逮捕するが、冤罪(えんざい)を確信したミンテが独断で釈放したことで捜査が混迷し、二人の溝は深まる。

吸血鬼の少年と彼を監視する老人との確執を軸に吸血鬼伝説を新たな視点から描く異色ホラー。マーティン(ジョン・アンプラス)は、クーダ(リンカーン・マーゼル)の監視の元、彼の家に引き取られる。自分が何者であるかに思い悩むマーティンは、ある日ラジオ番組の身の上相談に電話したことでリスナーからの人気を得る。

写真集「MINAMATA」で知られるW．ユージン・スミスが記録した1950年代半ばのジャズミュージシャンたちのセッションを基に構成されたドキュメンタリー。「ライフ」編集部や家族の不和を抱えマンハッタンに移住したスミスは、音楽を楽しむためだけにロフトに集まったミュージシャンたちの演奏を録音し、シャッターを切った。

2003年に製作され、シリーズ化もされた「クライモリ」をリブートしたサバイバルホラー。ジェン(シャルロッテ・ベガ)ら6人の若者がキャンプを楽しむためアメリカの山奥にやって来る。宿泊先の女主人から自然歩道から決して外れるなと忠告を受けるが、違う道に入り迷子になってしまう。そんなジェンらは、想像を絶する恐怖に襲われる。

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実話を基にし雑誌「Esquire」に掲載されたエッセイを映画化したヒューマンドラマ。幼い娘二人を育てながら、一生懸命毎日を送っていたジャーナリストのマット(ケイシー・アフレック)と妻のニコル(ダコタ・ジョンソン)。ある日、ニコルが末期がんの宣告を受けたことから、家族の日常は一変してしまう。

窪美澄の短編集「水やりはいつも深夜だけど」の中の一編を映画化。女子高生の陽(志田彩良)は幼いころに母の佐千代(石田ひかり)が家を出て以来、父の直(井浦新)と二人で暮らしていた。だが、父の再婚によって平穏な日常が一変し、新しい母である美子(菊池亜希子)らと4人での新しい暮らしが始まる。

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「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」など、ゾンビ映画の第一人者で、2017年に他界したホラー映画の巨匠ジョージ・A・ロメロ監督が1973年に手掛け、製作を依頼した教会の関係者が作品の容赦ない描写に慄き、長らく封印された未発表映画。遊園地を訪れた老人は無視され、ののしられ、孤独と屈辱にまみれ悲惨なことに。

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フランク・ハーバートのSF小説を実写化した冒険アクション。皇帝の命により、抗老化作用のある香料メランジが生産される砂の惑星デューンを統治することになったアトレイデス公爵(オスカー・アイザック)は、息子ポール(ティモシー・シャラメ)らとデューンに乗り込むが、ある陰謀に巻き込まれる。

百年戦争の最中に執り行われたフランス史上最後の“決闘裁判”を描く実話ミステリー。騎士カルージュ(マット・デイモン)の妻マルグリット(ジョディ・カマー)は、夫の旧友ル・グリ(アダム・ドライバー)に乱暴されたと訴えるが、彼は無実を主張する。そこで真実の行方は、夫と被告による生死を懸けた“決闘裁判”に委ねられる。

2019年7月、2020年10月にフジテレビ系で放送されたドラマ「ルパンの娘」の劇場版。代々泥棒一家である「Lの一族」の娘・三雲華(深田恭子)と、代々警察一家の息子・桜庭和馬(瀬戸康史)の禁断の恋を描いたドラマの続きが描かれる。ディーベンブルク王国を舞台に、Lの一族と華の関係や王家の秘宝、Lの一族の秘密に迫る。

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暴力に傷つけられた美大生が未来を創造するため革命を起こそうとする姿を描くインディペンデント・ムービー。コスメを愛する美大生のアヤカ(藤井愛稀)は自称映画監督の柴島(西面辰孝)にだまされ暴行を受ける。精神的に病むアヤカだったが、友と出会い心を取り戻していく。しかし、柴島の次の標的を知った彼女はある行動に出る。

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今の日本に生きるゴスペルアーティストに焦点を当てたドキュメンタリー。スペイン生まれのゴスペルシンガー(MARISA)や、米国黒人教会でゴスペルを指導していた経歴を持つ牧師(Rev.Taisuke)、ゴスペルと出会い変わっていく女性(杉本民奈子)など、それぞれの活動を中心にゴスペルに関わる人々の思いと人生を映し出していく。

40年以上にも渡りチリの弾圧の歴史を描いてきた南米ドキュメンタリーの巨匠パトリシオ・グスマン監督のドキュメンタリーで、「光のノスタルジア」「真珠のボタン」に続く3部作最終章。永遠に失われた輝かしいアジェンデ時代の歴史と1973年9月に起こったチリの軍事クーデター後の祖国の現状を映し出す。

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桜日梯子の漫画「抱かれたい男1位に脅されています。」を映像化したテレビアニメの劇場版。東谷と高人は、フラメンコを取り入れた二人舞台「血の婚礼」での共演が決まる。さっそく舞台の練習に励む高人だが、東谷との才能の差を実感してしまう。 そこで、高人は“情熱”を学ぶべく、東谷の故郷であるスペインへ向かう。

“島国の根”と書く神話の地「島根・出雲」を目指して駆ける少女の成長を描く劇場オリジナルアニメ。四戸俊成が原作とコミュニケーション監督、白井孝奈がアニメーション監督を務める。母を亡くし、大好きだった走ることもできなくなってしまい、鬱々とした日々を過ごす少女の前に、少年と一羽のうさぎが現れる。

有村架純と志尊淳が新型コロナウィルスによって打ちひしがれた日本の職場で、エッセンシャルワーカーと呼ばれる保育士など声なき仕事人たちの現状をレポートするドキュメンタリー。二人の俳優が“自分”として登場、体験し、演技ではないありのままの言葉や表情で、現代社会の陰影を浮き彫りにしていく。

帝星ガトランティスとの激戦から帰還したヤマトが新たな戦いに挑むSFシリーズ前章。白色彗星帝国との戦いから3年後、銀河でぼっ発した領土紛争は、ガミラスと安全保障条約を結ぶ地球を巻き込む。ヤマト新艦長の任についた古代は、自分をつけねらう何者かが紛れ込んでいるとも知らず新たなクルーと訓練航海に旅立つ。

自身の経験を基に書いた佐藤泰志の短編小説を実写化。心に失調をきたした和雄(東出昌大)は、妻・純子(奈緒)と二人で故郷へ戻って来る。病院の精神科を訪れた彼は医師に勧められるまま、雨の日も真夏の日も、治療のため街の同じ道を走る。そんな中、和雄は路上で出会った若者たちと不思議な交流を持ち始める。

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太平洋戦争後、任務解除の命令を受けられないまま壮絶かつ孤独な日々を過ごした日本兵の実話を基にした人間ドラマ。フィリピン・ルバング島で小野田(遠藤雄也／津田寛治)は仲間と共に援軍を信じ任務を遂行していた。月日が経ち一人になった小野田は、息を潜め日々を耐えていた。そんなある日、旅行者と名乗る男性と出会う。

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デヴィッド・ボウイの若き日の姿と彼のもっとも有名な別人格“ジギー・スターダスト”の誕生を描く伝記ドラマ。24歳のボウイ（ジョニー・フリン）はイギリスからアメリカへ渡り、マーキュリー・レコードのパブリシストと初の全米プロモーションツアーを開始する。だが、彼は自分が世間にまったく知られていないことを知る。

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ガイ・リッチー監督とジェイソン・ステイサムコンビでフランス映画「ブルー・レクイエム」をリメーク。現金輸送専門の警備会社フォーティコ・セキュリティ社で、日々、現金輸送車を運転するのは、特殊な訓練を受け厳しい試験をくぐり抜けた強者の警備員たちだった。そこに新人のヒル(ステイサム)、通称“H”が雇われる。

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“京都最強”と呼ばれるフリー契約の殺し屋・国岡昌幸(伊能昌幸)のプライベートや仕事を映し出す。監督の阪元裕吾は、新作映画の製作過程で“関西殺し屋協会”というビジネスネットワークを知り、シナリオ作りの参考に取材を申し込む。協会から紹介された国岡に密着取材を行うことになるが、思わぬ事態が発生する。

「新宿スワン」など話題作を世に送りだしてきた園子温監督のハリウッドデビュー作。高名な悪党・ヒーロー(ニコラス・ケイジ)は銀行強盗に失敗し捕まる。そんな中、悪党・ガバナー(ビル・モーズリー)の支配から逃亡した女を連れ戻すことを条件にヒーローは自由を手に入れるが、5日以内に連れ戻さないと命の危険が訪れる。

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