ザテレビジョンがおくるドラマアカデミー賞は、国内の地上波連続ドラマを読者、審査員、TV記者の投票によって部門別にNo.1を決定する特集です。
最優秀作品賞から、主演・助演男女優賞、ドラマソング賞までさまざまな観点からドラマを表彰します。
約半年間放送され、2022年4月第2週で完結した連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(NHK総合ほか)が作品賞、上白石萌音の主演女優賞、松村北斗の助演男優賞、脚本賞、ドラマソング賞の5部門を受賞。祖母、母、娘という3世代のヒロインの物語を100年という長い時間軸で描き、共感と感動の嵐を巻き起こした。
ベストセラーコミックをドラマ化した「ミステリと言う勿れ」(フジテレビ系)は、マイペースな主人公がハマり役だと評判になった菅田将暉の主演男優賞と監督賞を受賞。月9枠の主演男優賞受賞は、第94回の山下智久(「コード・ブルー~ドクターヘリ緊急救命~THE THIRD SEASON」)以来。TVerなどネットの見逃し視聴回数でも新記録を打ち立てた。
同じく漫画原作の「妻、小学生になる。」(TBS系)では子役の毎田暖乃が注目され、助演女優賞を獲得した。複数の漫画をアレンジした「おいハンサム!!」(フジテレビ系)も好評。町田啓太主演の「ダメな男じゃダメですか?」(テレビ東京ほか)は先に原作漫画を募集し、それをドラマ化するというプロセスで制作された。
オリジナルドラマにも新しい試みが。「恋せぬふたり」(NHK総合)は、恋愛的にも性的にも他者に引かれない男女が人生のパートナーになる過程を描き高く評価された。「となりのチカラ」(テレビ朝日系)は松本潤演じるおせっかいな主人公を軸にコミュニティーの人間模様を描いた。平均世帯視聴率で1月クール首位の「DCU」(TBS系)は海上保安庁のスペシャリスト集団の活躍をアクション満載で展開。考察系ドラマ「真犯人フラグ」(日本テレビ系)は半年間、謎が謎を呼ぶ展開の末に完結した。
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