ザテレビジョンがおくるドラマアカデミー賞は、国内の地上波連続ドラマを読者、審査員、TV記者の投票によって部門別にNo.1を決定する特集です。

最優秀作品賞から、主演・助演男女優賞、ドラマソング賞までさまざまな観点からドラマを表彰します。

第114回ザテレビジョンドラマアカデミー賞ザテレビジョン賞 受賞インタビュー

(C)TBS

8LOOM

努力がちゃんと味方をしてくれる瞬間はあるんだなと改めて感じられた(高橋文哉)

ドラマ「君の花になる」で誕生した8LOOM様が、ドラマの枠を超えて歌番組などでも活躍され、今回の特別賞に選出されました。受賞のご感想をお聞かせください。

高橋文哉(佐神弾役):本当にありがたいことだなと感じています。特別賞という形で、ただ役者としてお芝居に向き合っているだけでは頂けなかった賞だと思いますし、歌番組やイベント、公開収録などドラマの枠を超えて活動し、準備を含めて全力で日々頑張ってきたので、こういった形で評価していただけたことは本当にうれしく思います。
宮世琉弥(成瀬大二郎役):8LOOMのみんな、8LOOMYのみんな、スタッフの皆さんとこのような賞を受賞できて、本当にうれしい気持ちでいっぱいです。

綱啓永(古町有起哉役):本当にうれしいです。自分が全力で挑んだ作品が、このような評価を頂けたことで自分自身も誇って良いのかなと。そして、改めてこの作品に携われて本当に良かったと思えました。

八村倫太郎(一之瀬栄治役):自分の中でも特別な存在である「君の花になる」、8LOOMが特別賞というすてきな栄誉を頂けたことが、8LOOMの一員として素直にものすごくうれしいです。ありがとうございます。

森愁斗(桧山竜星役):賞まで頂けると思っていなかったので驚きもありますが、素直にうれしい気持ちでいっぱいです。

NOA(久留島巧役):本当にありがとうございます。驚きと感謝の気持ちでいっぱいです。7人で一緒に前だけを見て走り続けた時間だったので、こうやって結果として実ってうれしいです。

山下幸輝(小野寺宝役):素直にうれしいです。僕にとっては連続ドラマレギュラーとしてのデビュー作品で、個人的に気合を入れていた部分があったので報われたような気がしてうれしかったです。また“君花”、8LOOMが見られる日が来ると信じてこれからも頑張ります。


メンバーとの絆を感じた瞬間、一番の思い出を教えてください。

高橋:数え切れないくらいあるのですが、やっぱり一番はラストステージ、年越しの「CDTVライブ!ライブ!」です。もしかすると見てくださっている方々もそうだったかもしれませんが…これで終わるんだという感覚が僕ら自身実感がなくて。メンバー間でも今日で本当に最後だから悔いのないようにと入念にリハーサルをしたり、今まで創り上げてきたものをこういう風にやり遂げようと話をしたり、円陣を組んだ時にも最後なんだなと思う中で、今までの思い出や絆というものを感じられました。

宮世:ドラマの撮影をしながら、ダンスレッスンやレコーディング、その他にもいろいろなことをみんなで日々やらせていただききながら、8LOOMとして最後に大きなステージを越えられた時です! 地方にも行ったりしたので、いろいろなところでたくさんのブルーミーに会うことができた時、みんなで「本当に良かったね」って言い合った時に8LOOMでいられて幸せだと感じました。

綱:やはり、東京ガーデンシアターでのライブですかね。あの景色をあのメンバーで見られたあの瞬間は一生忘れないです。みんなで頑張って準備してきたものを披露する最後のステージでパフォーマンスしている時間は、みんなとさらに一つになった感覚がありました。メンバー、スタッフの皆さま、そしてファンの皆さまと一緒に最高に楽しめた時間でした。お互いの顔を見るだけでいろいろな記憶がよみがえる、すてきな空間でしたね。

八村:東京ガーデンシアターで行ったライブの千秋楽ステージです。苦楽を共にしてきた仲間と、8LOOMYと一緒に立ったあの瞬間はかけがえのないものだと思います。絆があるからこそ、尊いものになりました。

森:僕はライブかなって思います。普段アーティストをしている身からすると、ライブでの絆の深まり具合は知っていますし、今回でもよりライブで絆を感じたので、音楽っていいなと改めて思いました。

NOA:最終話のライブのシーンで7人で手を重ねて「Let’s 8LOOM!」と言うシーンの際に、役を超えて8LOOMとして全ての気持ちをその瞬間にみんながぶつけているのが伝わってきて、絆を感じました。

一番の思い出も最終回の撮影、そしてTOUR FINALをさせていただいた東京ガーデンシアターで過ごした3日間です。大きな会場が8LOOMYでいっぱいになっているのを見て、いろんな方たちに感謝の気持ちでいっぱいになりました。ファンの皆さん、スタッフさん、そしてメンバーがいたからこそで、全ての瞬間が楽しくもあり、一生の思い出になりました。また、7人がドラマを超えて本当にアーティストになれた確信を持てた瞬間でもありました。

山下:ライブに向けての練習をしている空間ですかね。その時間は8LOOMYのために何かを努めている時で、その時間はみんな目の色が変わって練習していました。そこで切磋琢磨してる瞬間が絆を感じました。


8LOOMのメンバーになって反響はありましたか?

高橋:今までは「高橋文哉さんですか?」と言われていたのが、撮影合間や終わりに街で「8LOOMだ!」と声をかけられることが増えました。自分の演じた役が浸透していることが新鮮でうれしかったです。

宮世:ありました! 本当にたくさんの方々に知ってもらえたと思います。8LOOMYに出会えて良かったです。

綱:とてもありました。SNSの反応はもちろん、普段自分の出演しているドラマなどの作品を見てくれる友達は少なかったのですが、「君の花になる」はたくさんの友達が見てくれて、そうやって身近な人たちにも届いたのがすごくうれしかったです。今後もそういう一人でも多くの人が見たいと思えるような作品に出られるように頑張ろうと思えました。

八村:すごく反響を頂きました。自分にはもったいないくらいに。いまだに実感が湧かず信じ切れていない自分もいます(笑)。これからの自分の活動も8LOOMの一員として、その名に恥じない活躍ができるよう、恩返しできるように精一杯頑張ります。

森:とてもあったと思います。僕を知らない方ももちろんたくさんいたと思います。でも、こうして8LOOMメンバーになって活動をしていくうちに、みんなにも僕の魅力だったり、もちろん他のメンバーの魅力も伝わっていったのかなと思うので、すごくありがたいですし、うれしいです。

NOA:学校などでみんな見てるよ、聞いてるよなどの声を聞いて反響がすごいんだなと思いました。巧を通して僕のソロ活動にも注目していただく方も増えて、感謝の気持ちでいっぱいです。

山下:ありがたいことに認知度は高くなりました。グッズを持ってくださっている8LOOMYを街でよく見かけます。それはとってもうれしいです。あとは事務所のスタッフさんが8LOOMYになっちゃったり、業界の方でも8LOOMYがいたりと驚いています!(笑)


歌番組に出演したときの感想を教えてください。

高橋:役者としてカメラ前に立つ気持ちと全く違いました。“佐神弾”と向き合っていく中で歌い方やマイクの持ち方、どんな気持ちでステージに思いを乗せているのかなど、ドラマ本編はもちろんなのですが、歌番組やライブの時に“佐神弾”を忘れたことはなかったです。お芝居と歌とダンスを同時に行うことが新感覚で楽しんでいました!

宮世:まさかドラマの枠を超えて、アーティストとして歌番組に出演できると思ってもいなかったのでびっくりでした。8LOOMとして歌番組でパフォーマンスできたのは、僕の一生の思い出です。

綱:学生時代から音楽番組を見るのが好きで、憧れを抱いていた部分もあったので、そこに自分がいるのがうれしくて、ずっと興奮していました。まさに夢のようでした。

八村:“ドラマからリアルヘ”ということをすごく実感しました。ドラマ内のグループである自分たちが現実の音楽番組に出て、パフォーマンスをするのはすごく不思議な感覚で、何より8LOOMのメンバーと一緒に活動できることがうれしくて幸せでした。

森:実際にドラマを飛び出て活動して、たくさん歌番組にも出させていただき、すごく楽しかったですし、そこで得る物もたくさんありました。自分のアーティスト活動にも生かしたいなと思いました。

NOA:普段ソロ活動をしている身からすると8LOOMとして出るのはすごく新鮮でしたし、緊張など不安も多少あったのですが、「7人で最高のステージにするぞ!」と声をかけ合い、終わった後には毎度すごく楽しかった思い出しかないです。

山下:僕に関しては今まで見ていた側だった訳ですから、正直興奮し過ぎていてあんまり覚えていないです(笑)。一つ鮮明に覚えているのが、年末に出た「CDTVライブ!ライブ!」の時に、本当の本当に最後なんだなって感じて、歌う前の舞台裏、舞台上のVTRの時点ですでに涙腺終わりかけました(笑)。そして終わって袖に入った瞬間に、やり切ったっていうのと同時につらさや悲しさが込み上げてきて号泣したことは覚えています。みんなの顔を見ると今でも思い出して泣きそうです!


ドラマ「君の花になる」で得たものを教えてください。

高橋:“努力は裏切らない”という言葉です。これまではセリフを夜中まで覚えたり、目に見えない努力が多かったのですが、今回歌・ダンス未経験というところから始まって、週に何回レッスンをやりたいと自分から伝えて、少しでも“佐神弾”に近づけるように努力しました。

1年後振り返った時に恥のない1年だったし、悔いのない1年だったと思ったので、努力というものがちゃんと味方をしてくれる瞬間はあるんだな、皆さんに届くんだなと改めて感じることが出来たので、この作品に出会えて良かったと思います。

宮世:たくさんの支えがあって、僕はここにいられるんだなと改めて実感することができました。スタッフの皆さま、キャストの皆さま、ファンの皆さまに日々感謝しながら、これからもこのお仕事で皆さまに届けていきたいなと思います!

綱:自信。目標。そして夢。またこのメンバーと色んな形で共演したいです。そして、それぞれ大きくなって、いつか“8LOOM”として再集結できたらな、という大きな夢が出来ました。

八村:最高の仲間・同志・友達たる8LOOMのメンバー。いつも応援してくれる8LOOMYの皆さんとの出会い。自分の芸能人生におけるかけがえのない時間です。

森:自分以外の周りの方たちを大切にすることです。僕一人では作品を撮ることはできないし、僕も役者という役割を持った一人でしかないです。それぞれのプロが集まって熱意を持って仕事しているなとひしひしと感じ、共演者の皆さまやスタッフの皆さまに負けないように食らいつくのに必死でしたし、すごく感謝でしかないなと思いました。

それはもちろんファンの方にも言えます。自分自身だけでは成り立たないので、今後も関わってくださる全ての皆さまにリスペクトと感謝を忘れず、突き進んでいけたらなと思います。

NOA:初めて挑戦させていただいたお芝居を通して表現力など、今までは得られなかった技術を勉強させていただきました。また、仲間の大切さにも気づかされました。僕の中で今後も一生忘れない原点になりそうです。

山下:お芝居の楽しさと自信です。ほぼ同年代の人とのお芝居が多くて、それがまずは刺激になりました。僕はみんなのダンスも歌ももちろん好きなんですけど、それ以上にそれぞれのお芝居が好きで、放送されるたび、毎回ファンの気持ちで楽しませてもらいました。それぞれ個性があって、フレッシュで、パワフルでほんとに活力になっています。最高です。
君の花になる

君の花になる

本田翼演じる主人公・あす花の成長と胸キュンを描くオリジナルラブストーリー。元高校教師のあす花が崖っぷちボーイズグループの寮母になり、“トップアーティストになる”という夢に向かう彼らと共に奮闘する。また、物語のキーとなる7人組ボーイズグループのメンバーを高橋文哉、宮世琉弥、綱啓永らが演じる。

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