第118回ザテレビジョンドラマアカデミー賞最優秀作品賞

• 1位

  コタツがない家

  日本テレビ系

  

  ダメ男に振り回される女性の奮闘をコミカルに描いた「コタツがない家」が受賞

  「家族の会話劇と絶妙な芝居に引き込まれた」「若者から老人まで各年代の抱える問題を抽出してドラマに落とし込んだ」と高く評価された「コタツがない家」が受賞。
  
  2位は「下剋上球児」。「鈴木亮平から無名の球児役までキャストの魅力が光った」「WBCや大谷翔平で盛り上がった年の締めにふさわしい野球ドラマ」と好評だった。3位は多部未華子、松下洸平、今田美桜、神尾楓珠が共演した「いちばんすきな花」。「生きづらさを抱えている4人の友情を丁寧に描いた」と共感を呼んだ。4位は男女逆転版の「大奥 Season2」。「衣装とセット、脚本と演技の全てがハイクオリティー」と原作ファンもうならせた。5位に「歴史上の人物を斬新な視点で描いた」と注目された大河ドラマ「どうする家康」が入った。

  受賞者インタビュー

  家族というのは、不平不満も醍醐味のうち(櫨山裕子P)

  

  Q 受賞のご感想を一言頂けますでしょうか。

  ありがとうございます。金子茂樹という大変才能があるのに、ヘンクツで怠け者な脚本家にやる気スイッチを入れるのが私の仕事の半分くらいなので、こうした賞を頂けるのは思わぬプレゼントを頂いた気分です。 また、今回は今までさんざんお世話になった小池栄子さんの初主演ドラマということで、脚本家共々「彼女に面白い脚本で恩返しをしたい」というのがモチベーションの一つでした。その意味で、このドラマを評価していただいたことはその恩返しができたように思い、良かったなあと思います。

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• 2位

  下剋上球児

  TBS系

  白熱の試合シーンで視聴者を魅了

  高校野球を通して、さまざまな愛を描くドリームヒューマンエンターテインメント。リアリティーのある試合シーンを筆頭に、従来のスポ根ドラマとは一線を画す内容が高評価に。

• 3位

  いちばんすきな花

  フジテレビ系

  繊細な心理描写や会話劇で引き込んだ

  “男女の間に友情は成立するのか？”をテーマにした完全オリジナルドラマ。繊細な心理描写や共感できる会話劇が評価された。セリフとストーリーの伏線回収が巧妙との声も。

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