ザテレビジョンがおくるドラマアカデミー賞は、国内の地上波連続ドラマを読者、審査員、TV記者の投票によって部門別にNo.1を決定する特集です。

最優秀作品賞から、主演・助演男女優賞、ドラマソング賞までさまざまな観点からドラマを表彰します。

第82回ザテレビジョンドラマアカデミー賞助演男優賞 受賞インタビュー

吉田鋼太郎

朝ドラへのあこがれが現実になったんだと実感

「僕は子供の頃、朝ドラの『おはなはん』('66年)などを見ていたんです。ですから朝ドラには、漠然としたある種の憧れがあって、『おはなはん』から約50年たち、その憧れが現実になったんだな、という、自分の中では信じられない出来事でした。こうして評価もしていただき、つくづく俳優をやっていて良かったな、と感じます。伝助さんという男は、それぞれ見ている方々の感じ方にもよると思うんですけど基本的には、蓮子さんへの愛に関してはとてもいちずで、真っすぐで誠実で。そこが見ている方々への共感を得られたんだと思います。もともと自分には、そういう誠実さやいちずさというものがあまりないですから(笑)、自分にないところを演じ切ることはハードルは高いですけどやりがいはありました。この先も僕の集大成はあると思うのですが、ドラマをやらせていただいてるここ3年くらいの中で、一番のエポックメーキング、と言いますか、頂点が『花子とアン』ですね」

花子とアン

村岡恵理の「アンのゆりかご 村岡花子の生涯」が原作で、小説「赤毛のアン」の翻訳者の明治・大正・昭和にわたる波乱万丈の半生を描く。脚本を中園ミホが担当する。山梨の貧しい家に生まれ、東京の女学校で英語を学び、故郷での教師生活をへて翻訳家の道へ進んだヒロインの村岡花子を吉高由里子が演じる。

第82回ザテレビジョンドラマアカデミー賞受賞インタビュー一覧

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