ザテレビジョンがおくるドラマアカデミー賞は、国内の地上波連続ドラマを読者、審査員、TV記者の投票によって部門別にNo.1を決定する特集です。

最優秀作品賞から、主演・助演男女優賞、ドラマソング賞までさまざまな観点からドラマを表彰します。

第89回ザテレビジョンドラマアカデミー賞監督賞

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    井上剛、川上剛、津田温子

    トットてれびNHK総合

    「あまちゃん」をほうふつさせるコミカルな演出に高評価!

    連続テレビ小説「あまちゃん」('13年NHK総合ほか)チームが手掛けた「トットてれび」がダントツの票数で監督賞を受賞。テレビ黎明期(れいめいき)の歩みを「パワフルで華やかな素晴らしい演出」で制作した点に評価が集まった。また、漫画に携わる人々の漫画愛と仕事愛を丁寧に描いた「重版出来!」の土井裕泰、福田亮介、塚原あゆ子が2位。3位は「ゆとりですがなにか」の水田伸生、相沢淳、鈴木勇馬がランクイン。

    受賞者インタビュー

    満島ひかりの本気を見ました

    Q 作品の印象的なシーンの一つに、エンディングのミュージカル仕立ての演出があります。これはどのように作られたのでしょうか。
    川上剛:昔の番組では、普通に途中で歌が入ることがあったんです。だから、斬新なようで実はオーソドックスなこと。テレビの黎明(れいめい)期には、ミュージカルドラマが1つのジャンルとしてあったんですよ。 井上剛:かつてあった生(放送の)ドラマは、歌の間にセット替えをしたり早着替えをしたりしなければいけなかった。だから、確実に歌のコーナーが入るんです。仕方なく生まれたことなんだろうけど、おおらかな感じで、それも許容されていた時代だったんですね。今見るとものすごくアバンギャルドに見えますよね。実際に、今それを視聴者に投げかけるとどうなるんだろうということで、企画の最初の段階からそのシーンを入れることは決まっていました。

第89回ザテレビジョンドラマアカデミー賞受賞一覧

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