ザテレビジョンがおくるドラマアカデミー賞は、国内の地上波連続ドラマを読者、審査員、TV記者の投票によって部門別にNo.1を決定する特集です。

最優秀作品賞から、主演・助演男女優賞、ドラマソング賞までさまざまな観点からドラマを表彰します。

第95回ザテレビジョンドラマアカデミー賞脚本賞

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    宮藤官九郎

    監獄のお姫さまTBS系

    伏線や小ネタが満載の宮藤ワールドが全開
    撮影=西田周平

    伏線や小ネタが満載の宮藤ワールドが全開

    「会話劇の巧みさと伏線回収の見事さで、最後まで見逃せなかった」と多くの支持を集め、宮藤官九郎が歴代最多の11度目の受賞。2位には「熱血ドラマ的なセリフや展開をうまく織り交ぜていた」と手腕を認められた「陸王」の八津弘幸。3位の「おんな城主 直虎」の森下佳子は、「マイナーな人物と有名武将の絡め方がうまい」と評価された。

    受賞者インタビュー

    「木更津キャッツアイ」のスピード感でドラマを書きたくなったんです

    第95回 ドラマアカデミー賞 脚本賞 受賞インタビュー
    撮影=西田周平
    Q 今回で11回目の受賞となり、脚本賞はもちろん、全部門で最多受賞記録となります。今回の受賞の感想を聞かせてください。
    最多受賞ですか、なんかすみません(笑)。このドラマを書いたきっかけは、3年前、「ごめんね青春!」('14年TBS系)を作っていたとき、TBSの磯山晶さん(編成企画)と金子文紀さん(プロデューサー/ディレクター)と3人で「次はどんなドラマを作ろうか」と話したことでした。そのとき希望したとおりの理想的なキャストが3年がかりでそろったこともあり「このメンバーを集めておいて普通に手堅いドラマ作ってもしょうがないんで」と宣言しました。磯山さんと「木更津キャッツアイ」(‘02年TBS系)を作ったのはもう16年前になりますが、あのころの情報量とスピード感でまたドラマを書いてみたくなった。ちょっと攻めるというか、ある意味、集大成のつもりで臨みました。

第95回ザテレビジョンドラマアカデミー賞受賞一覧

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