ザテレビジョンがおくるドラマアカデミー賞は、国内の地上波連続ドラマを読者、審査員、TV記者の投票によって部門別にNo.1を決定する特集です。

最優秀作品賞から、主演・助演男女優賞、ドラマソング賞までさまざまな観点からドラマを表彰します。

第97回ザテレビジョンドラマアカデミー賞助演女優賞 受賞インタビュー

撮影=石塚雅人

木村多江

綾子をただ怖いだけのキャラクターにはしたくなかった

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綾子役には生みの苦しみがあっただけに受賞は本当にうれしいです。不倫して暴走してしまう綾子をただ怖いだけのキャラクターにはしたくなかったので、第6話ぐらいまでは演じながら「本当にこの芝居でいいんだろうか。もっと違う方法があるんじゃないか」と自問自答し、眠れない日が続きました。
秀明(玉木宏)が美しい妻・真弓(中谷美紀)を差し置いてまで走ってしまう女性として魅力的に見せなければいけないプレッシャーもありました。男性には好かれるけれど女性には好かれない。そんな湿度の高い女性として演じました。
私自身はサバサバしているので、第4話で綾子がメンチカツを作って真弓の会社に持っていく場面は、「肉を挽くところから作るんかい!」とツッコミたくなってしまって(笑)。第8話で秀明のアパートに先回りし真弓の前に現れる場面も、「笑ってもらおう」とやる気満々。ストレッチしてから現場に入り、猛ダッシュしました。

最初は、「木村多江がまた薄幸な役をやっている」と思われたでしょうけど、良い意味でイメージを裏切れたのではないでしょうか。最終話では茄子田家に戻りお姑さんにもマウンティングしたから、「綾子って、意外に勝ち組?」とも思いました(笑)。
中谷さん、玉木さん、綾子の夫役のユースケ・サンタマリアさんとはそれぞれ共演経験があって信頼関係があるところから始められましたし、4人とも役柄を生きていたので演技をぶつけあうことが本当に面白かったです。このドラマの大人たちは綾子を始め、4人とも不完全で未熟。そんな4人の成長物語でもあり、人間くささがこのドラマの魅力になっていたと思います。

取材・文=小田慶子

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