ザテレビジョンがおくるドラマアカデミー賞は、国内の地上波連続ドラマを読者、審査員、TV記者の投票によって部門別にNo.1を決定する特集です。

最優秀作品賞から、主演・助演男女優賞、ドラマソング賞までさまざまな観点からドラマを表彰します。

第97回ザテレビジョンドラマアカデミー賞主演女優賞 受賞インタビュー

(C)フジテレビ

長澤まさみ

コメディーの経験が糧になって作品にまい進できたと思います

受賞の感想をお聞かせください
今回の受賞は、たくさんの方にドラマを楽しんでいただけたということだと思いますので、とてもうれしく思っております。近年、コメディー作品に参加させていただく機会が多くありましたが、「コンフィデンスマンJP」でも、これまでの経験が糧になってまい進してこられたのかなと思いました。
演じたダー子は、全てが魅力的で。ダー子だから許される、ダー子だから可愛い、ダー子だからあり得る……など、“ダー子だから”がたくさんあり、その人間性に魅力を感じていました。「あれ面白かったよ!」と言っていただける機会も話を重ねるごとに増えて。ダー子がさまざまな人物に扮するところも、面白がっていただけたようです。私自身も“山形出身の女性”がお気に入りでした。

また、共演した東出(昌大)さんはセリフ回しの速さに、小日向(文世)さんは切り替えの速さに、驚くばかりでした。3人ともテンションが合うようで一緒に居てもとても居心地が良く、過密なスケジュールもお互い支え合って乗り越えられました。お二人でなければ、ダー子は演じられなかったと思います。そして古沢(良太)さんの脚本はスピード感がありながらも、セリフが生きているというところが魅力的だなと思いました。その時を掴みつつ、見応えがある作品だなと。私にとって、大切な作品の一つになりました。

この作品に関わった全ての方に感謝していますし、一緒に寒い冬を乗り越えてくれたことにとても感謝しています! 映画の撮影もまた共に切磋琢磨して、より良い作品が出来るといいなと思っています。ドラマを楽しんで下さった方にまた楽しんでもらえる作品になるよう、一歩一歩大切に進んでいきたいと思います。
コンフィデンスマンJP

コンフィデンスマンJP

長澤まさみが主演を務め、古沢良太が脚本を手掛けるコンゲーム作品。一見平凡な姿だが、実は信用詐欺師“コンフィデンスマン”のダー子(長澤)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)の3人がさまざまな職業人に成り済まし、奇想天外で壮大な計画で悪徳富豪家から大金をだまし取っていく。

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