ザテレビジョンがおくるドラマアカデミー賞は、国内の地上波連続ドラマを読者、審査員、TV記者の投票によって部門別にNo.1を決定する特集です。

最優秀作品賞から、主演・助演男女優賞、ドラマソング賞までさまざまな観点からドラマを表彰します。

第98回ザテレビジョンドラマアカデミー賞最優秀作品賞 受賞インタビュー

撮影=島本絵梨佳

義母と娘のブルース

キャストスタッフが細部までこだわって作ったドラマでした(飯田和孝P)

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このドラマは、頑張って親子になろうとする義母と娘、そして2人を支えた人たちの10年間を描いた、大きな意味でのラブストーリーだと思っています。一見、シンプルな日常のドラマを、綾瀬(はるか)さんをはじめ、キャストスタッフ全員が細部までこだわって作ったドラマが、視聴者の皆さまに伝わり、とてもうれしいです。
物語中盤での「良一さんの死」という意外性はありますが、死を悲しむのではなく、生きることに前向きであり続ける人物たちを描き、明るいドラマを目指しました。家族や愛にはいろいろな形があってもいいというのもテーマの一つです。綾瀬さんが常に探究心を持って亜希子を演じ、竹野内(豊)さんは良一の感情を繊細に表現し、佐藤健さんはバカだけど決して憎めない麦田を愛してくれました。この賞は、関わった全員が登場人物とこの作品を愛し、全力疾走した結果だと思います。見てくださった皆さま、ありがとうございました。(飯田和孝P)

取材・文=小田慶子
義母と娘のブルース

義母と娘のブルース

桜沢鈴による笑って泣ける同名4コマ漫画をドラマ化。キャリアウーマンである主人公・亜希子が、娘を持つ男性と結婚し、母親になろうと畑違いの家事や育児に奔走し、家族と過ごす日々を描くハートフルドラマ。いきなり娘を持つことになった亜希子を綾瀬が、子持ちのサラリーマン・良一を竹野内豊が演じる。

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