小松左京のSF小説「日本沈没」を湯浅政明監督が初めてアニメ化し、11月13日(金)に公開される「日本沈没2020 劇場編集版-シズマヌキボウ-」の“超解説 副音声上映”を行うことが決定した。
「副音声上映」とは、事前に指定の音声アプリをダウンロードし、映画館で上映中同時に、制作陣による副音声解説をイヤホンで聴くことができるものだ。
コメンテーターは、湯浅政明監督、本作で音楽を務めた牛尾憲輔、そしてナビゲートを行う、ニッポン放送アナウンサーの吉田尚記の3人が、本編上映時間の151分にわたり、「ネタバレOK、なんでもあり」の制作秘話を、ノンストップでくり広げる。
劇場編集版で配信版から劇伴曲数を約半分にした意図、オフィシャルに明かされていない各キャラクターのバックグラウンド、ストーリーのなかに込められた伏線や、あえて違和感を残した部分、湯浅監督がもっとも描きたかったシーンなどに加え、監督が“次生まれ変わったら音楽家になりたい”と驚きの告白をする一幕もあり、制作秘話だけでない、まさに「超解説」となっている。
湯浅政明監督
いろいろしゃべれたので、副読本として、聞いていただけるといいなと思います。なんでそうなっているのか、意味がわかるかたちになると思いますし、人によって、は何十倍も楽しんでいただけるんじゃないかと。劇場でお待ちしてます。
牛尾憲輔
初めて監督と一緒に全体を見とおしながら話してみて、制作時には僕も気すかなかった、監督のこだわりを知ることができたし、監督にも改めて、音楽について聞いていただくことができました。副音声で、3倍くらい面白く作品を楽しめると思います!(音楽)
吉田尚記
収録を終えて、理解も倍に増えたぶん、湯浅監督と牛尾くんへの「この人達は何を考えているんだろう?」という謎も倍に増えました(笑)。アニメって、ふつうに見ても面白いんですが、語ってみると、別の物として、もう一段階、面白くなる。特にこの作品については、格別に「もっと語ろうよ」っていう気持ちになりました!(ニッポン放送アナウンサー)
対象映画館での“イヤホンで聴く副音声付き上映” 11月13日(金)~
コメンテーター:湯浅政明監督、牛尾憲輔(音楽)、吉田尚記(ニッポン放送アナウンサー)
(※詳細は公式サイトで確認を)
劇場編集版アニメ「日本沈没2020 劇場編集版-シズマヌキボウ-」
11月13日(金)全国ロードショー
原作:小松左京「日本沈没」
監督:湯浅政明
音楽:牛尾憲輔
キャスト:上田麗奈、村中知、佐々木優子、てらそままさき、吉野裕行、森なな子、小野賢章、佐々木梅治
アニメーション制作:サイエンスSARU
(C)“JAPAN SINKS : 2020”Project Partners
公式サイト:https://japansinks2020.com/