小澤廉＆北村諒はまるで兄弟？ “俺たちの役者道”仲良しクロストーク
ユルいだけじゃない、若手俳優の役者道
――「ゆる系忍者隊 ニンスマン」ではユル～い忍者隊を演じていますが、逆に「自分ってストイックだな」と思うところはどこですか？
小澤：僕は乗ろうとしてた電車に間に合わなそうなとき、絶対に走って間に合わせます。
北村：それ、ストイックか？
小澤：ストイックですよ！ 大抵の人は諦めて、1本遅らせるじゃないですか。でも僕は絶対にやらない。乗る予定の電車には必ず乗る。妥協はしません！
北村：役者のストイックさじゃないよね(笑)。
――北村さんはいかがですか？
北村：わからないなぁ。当たり前のことをやっているだけで、別にストイックではないですよ。
小澤：諒くんは、とにかく天才なんです。
北村：えっ、何が!?(笑)
小澤：運転もゲームも上手いし、演出家さんの言うこともすぐに理解する。地頭がいいんだなぁと思いながら見ています。僕が言うのもなんだけど、ちょっと会わない期間があって、再会すると「人ってこんなに進化するの？」っていうくらい進化してるから、こっちが焦っちゃう。
北村：焦れ、焦れ(笑)。廉は器用そうに見えて、意外と不器用だと思うんですよ。その分、いつも真っすぐに物事と向き合っているから、そこがいいところだと思う。
小澤：うれしい！
北村：ダンスやパフォーマンスでは自分の見せ方を追求するし、キャラクターの研究も欠かさない。そういうところはストイックだよね。
2人の理想の先輩は誰？
――小澤さんも北村さんも「ニンスマン」では年上組ですね。最近は後輩と共演する機会も多いと思いますが、後輩にアドバイスを送るとしたら？
小澤：真面目に働くのが一番なんじゃないかな。
北村：炎上すんなよ！ …は置いといて(笑)、まずは楽しむことが大事なんじゃないかな。僕たちの仕事はなかなか経験できないことばかりなので、楽しさを見つけるのが大切だと思います。
小澤：“本番”があるこの仕事は特殊ですよね。だからこそ、失敗したくない気持ちが生まれて緊張しちゃうと思うんですよ。でも、その緊張すら楽しんでお芝居ができたら、ほかの仕事では味わえないものを味わうことができると思います。
――ちなみに、お2人の“理想の先輩”とはどんな人ですか？
小澤：諒くんですね。
北村：マジで？
小澤：マジです！ お芝居が上手だし、顔もいいし、大人の余裕もあるし、非の打ちどころがない。
北村：大人の余裕、あるかなぁ？
小澤：ありますよ。“すべてを手に入れし者”って感じ。
北村：たまに言うけど、それは何なの？(笑) 全然全てを手に入れてねぇし！
小澤：「欲しいもの何？」って聞かれて思いつかないですよね？ それは諒くんが全てを手に入れてるからですよ。
北村：違うのよ、欲しがってないのよ。欲望がないだけ。欲深く生きてないから、俺。
小澤：それが幸せですよね。何でも欲しがってると、心が貧しくなっちゃうし。
北村：欲しがる前に、自分で取りに行けよ！ってね。
小澤：かっこいい！
北村：これ、太字で書いといてください(笑)。でも、そう言ってくれるのはうれしいですね。しばらくしたら、おいしいご飯に連れていこう(笑)。
小澤：あざっす(笑)。諒くんが教えてくれた鉄板焼きの店に行きましょ！
北村：おまえ、あの店に1人でこっそり行ってるの知ってるからな！ お店のお父さんに「こないだ小澤くん来たよ」って教えてもらってるんだから(笑)。
小澤：連れてってもらったお店に、あたかも常連客のように僕も行ってるっていう(笑)。
――北村さんの理想の先輩像は？
北村：いっぱいいますけど…「カッコイイな」と思うのは谷口賢志さん。自分にない要素をたくさん持ってる人ですし、後輩の面倒見も良くて、優しいんですよ。誰かが困ってたら声を掛けて助けてくれるし、本当にかっこよくて頼れる先輩です。それでありながら面白くてふざけたりもするし、バランスがすごい人だなって思います。
毎週日曜夜11:55-0:25
テレビ朝日系
※一部地域を除く
出演＝小澤廉、糸川耀士郎、一ノ瀬竜、板垣李光人、北村諒ほか
令和新時代の“くだらないけど気になる疑問”を解決すべく、5人の若者たちが忍者隊を結成。5色のコードネームで呼ばれる彼らが、身近なスマホを駆使してあらゆる疑問に迫っていく。
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