妄想は正義! ヒロイン・橋本愛の涙に感じる原作者・山里亮太の優しい思い<あのコの夢を見たんです。>
仲野太賀が主演を務めるドラマ24「あのコの夢を見たんです。」(毎週金曜夜0:12-0:52ほか、テレビ東京系)の第12話が12月18日(金)に放送された。ヒロインに橋本愛を迎えた最終話。孤独な学生がノートにつづる妄想物語を軸に進められたストーリーは、「あの子の夢を見たんです。」の原点が描かれる展開となり、ドラマを見続けてきた視聴者に感動や希望を与えた。(以下、ネタバレが含まれます)。
最終話まで走り抜けた山里亮太原作の初ドラマ
今作は、芸人・山里亮太(南海キャンディーズ)による実在の女優を主人公にした妄想を実写化したドラマ。中条あやみ、芳根京子、森七菜、飯豊まりえ、大原櫻子、山本舞香、大友花恋、白石聖、鞘師里保、池田エライザ、橋本愛といった豪華ヒロイン陣が出演することが話題となった。
オムニバス形式で描かれたストーリーは、全編通して男子目線の“女子へのあこがれ”がギュッと詰まっていた。仲野太賀演じる主人公が「卑屈な自分から脱却しよう」ともがく姿も多く、ほろ苦くヒリヒリした青春時代を思わせるピュアな話の他、芳根京子出演の「そして伝説へ…」(第2話)や、池田エライザ出演の「闇食い」(第11話)ではSF色たっぷりの演出で視聴者を楽しませた。
人は妄想することで強くなれる
18日に放送された橋本愛出演回は、ノートに妄想物語を書くことで孤独な現実から離れて生きてきた山里(仲野)が、妄想の世界の中でヒロインである愛(橋本愛)との共通点に気付く、というストーリー。
ある日、山里がノートを開くと、自分の知らない物語の続きが書かれていて不思議に思う。
山里は愛を学園の人気者と思っていたが、実はそれは妄想の中のことであった。現実は愛も孤独な日々を送っており、二人は同じ境遇と知り、ワァワァと涙を流して泣いた。
ノートの中の世界では悪に立ち向かい、勇気と強さを持ち合わせる二人。理解者を得た山里と愛は、現実の世界でも強くなることができたのである。
毎週金曜夜0:12-0:52ほか
テレビ東京系で放送
原作:山里亮太「あのコの夢を見たんです。」(東京ニュース通信社)
出演:仲野太賀、中条あやみ、芳根京子、森七菜、飯豊まりえ、大原櫻子、山本舞香、大友花恋、白石聖、鞘師里保、池田エライザ、橋本愛
監督:大九明子、瀬田なつき、枝優花、松本花奈
脚本:政池洋祐、家城啓之、三浦希紗、野村有志
脚本監修:山里亮太
チーフプロデューサー:阿部真士
プロデューサー:倉知雄大、和田圭介、瀬島翔
【HP】www.tv-tokyo.co.jp/anoyume/
【Twitter】@tx_anoyume