賀来賢人「池杉は素直でかわいいから好きです!」
――エンディングでのダンスも話題になっていますが、実際に踊ってみていかがですか?
結構、大変でした。 (踊りのレベルが)高度なんですよ。結構みんなで練習をしたので、藤子建設のみんなとは連帯感が生まれました。堤さん、克実さん、(早見)あかりちゃん、(富山)えり子ちゃんと、終わった瞬間に「うわっー!!」って感じで(笑)。そこから結構いいチームワークができていたので、今、現場がすごく楽しいです。
――以前、番組の公式Twitterにムロツヨシさんや中村倫也さんと舞台「RENT」の名曲をハモる様子がアップされていましたが、どういった流れであのような状況になったんですか?
僕がTwitterに「8月に福田さんの『ヤングフランケンシュタイン』という舞台にムロさんと出るんです。『RENT』以来です!」みたいなことを書いたら、ムロさんが「RENT」の曲を呪文みたいに歌い始めて…。その翌日の撮影で、福田さんの前でムロさんが歌ったら、地獄絵図みたいな感じになったんです(笑)。あれは第6話の八景島の撮影の時に撮りました。第6話の撮影は、共演者の皆さんほぼ全員と一緒で、すごく面白かったです。「ごくせん」(‘02年ほか、日本テレビ系)みたいで、すごく濃い学園ドラマを撮っている感じでした。
――個性的なキャラクターが多いのですが、他の出演者に対するライバル心はありますか?
二朗さんとムロさんは福田組を何回もやっているのに、そのたびに新しいことを考えて…。悔しいです(笑)。福田組では、“福田さんを笑わせないといけない”という空気があって、それを毎回クリアしているから、あの二人は毎回呼ばれるんだろうなと思って。だから、あの二人は本当にすごい!
――これまでも福田監督作品に出演されていますが、福田監督はどういう方ですか?
福田さんはとにかくサービス精神が強い人で、「どうやったらお客さんを楽しませることができるか」ということを常に真剣に考えている人なんです。だからその感じについて行きたくなるんだと思います。福田さんと一緒に作品を作れて幸せだなと毎回思います。あとは単純に、皆さんと一緒に楽しんでものを作れるのがすごくうれしいです。
――このドラマの見どころを教えてください!
家族そろって、友達と、カップルと、一人でも…ただ、ただ、何も考えずにゲラゲラ笑って見られるドラマだと思います。元気のない時や疲れている時に、いいかもしれません。心と体を温めてくれるドラマになっていると思いますし、そういうドラマを作るんだと思ってみんな頑張っていると思うので。そう思って見ていただけるとうれしいです。第7話では池杉がどんどんおかしくなっていくんですが、彼のヒューマンな部分も垣間見られるので、より池杉を好きになってくれるといいなと思います。
毎週土曜夜9:00-9:54
日本テレビ系で放送中