櫻井家のお正月は?
――もうすぐ新しい年がやってきますが、櫻井家のお正月の過ごし方は?
子どもの頃からずっと、親戚一同が祖母の家に集まるんです。そこで新年のあいさつをしておとそを飲んでという流れ。このおとそが大っ嫌いで(笑)。未成年は口をつけるだけでよかったんですけど、それすら嫌でした。しかも、ちょっとこっぱずかしいあいさつをしないといけなくて…。
――それは一人ずつなんですか?
そうです。ちょっとしたトラウマなんですけど、みんなの前で新年のあいさつと新年の目標、感謝の言葉を言わないといけないんです。10代の頃は、めっちゃ恥ずかしいんですよ。それが終わってからおせちとカニを食べるんです。カニはいつも大量にありました。
――つらいことがあった後は楽しい時間が待っているということですね?
祖母が父方と母方共、山口にいるんです。それぞれの家に行って、カニを食べてお年玉をもらうのが楽しみでした。
――子どもにとってお正月は稼ぎ時ですからね。
親戚の家を回りながら、今いくらぐらいなのかこまめに計算していました(笑)。今はお年玉をあげる立場になりましたけど、あの頃はうれしかったですね。
――ちなみに好きなおせち料理は?
最近、ようやくおいしいと思って食べられるようになりました。子どもの頃は何か上品過ぎるというか、一つ一つの料理に意味があるじゃないですか。その説明をされるんですけど「去年も聞いたんだけどなぁ…」って思いながら食べていた記憶があります(笑)。
一番好きなおせちは、おばあちゃんが作ってくれる黒豆! ホントにおいしくて大好きなんです。私が東京に出てきてからは毎年送ってくれます。
他に好きなものは、伊達巻と栗きんとん。あとはハムですかね。
――最後にSHOWROOM企画のご褒美「俳句×フォトブック」についても教えてください。
もう写真撮影は終わりました。今回はInstagramを見ていて、この写真いいなと思ったカメラマンさんにオファーをして実現したんです。
――どういうところがいいなと思ったんですか?
柔らかい雰囲気がありつつ、淡いだけじゃなくて色彩的にちょっとビビッドな色を衣装や壁紙などに使っていて。キラキラしていたり、ちょっと切ない感じだったり、いろいろな女の子の表情があったんです。
顔は写っていないけど、手元や布を使った表現もきれいで素敵。私が好きな色の服を着たり、行ってみたかった場所で撮影したりしたんですけど、結構難しかったですね。
――いつもの撮影とは違ったということですか?
カメラマンさんからは「物語のヒロインになった感じで」と言われて。自分のペースで物語に入り込んでくれればいいからという表現だったんですけど、それが難しかったです。
私がいろいろな表情や動きをする中でカメラマンさんが選んで切り取るようなイメージなのかなと。
大人っぽい雰囲気の時は音楽をかけてくださったりして、独特の空気感の中で撮影しました。見て楽しんでいただけるものをと思いながら撮影したので、完成するまで待っていてください!
◆取材・文=月山武桜
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タイトル:朗読劇「雨恋ミント inspired by wacci “足りない”」
原案:wacci「足りない」(エピックレコードジャパン)
作・演出:えのもとぐりむ
出演:<チームS> 櫻井紗季(東京パフォーマンスドール) × 林勇輝 × 納富有沙
<チームL> 高嶋菜七(東京パフォーマンスドール) × 川原一馬 × 伊藤梨沙子
<チームD> 橘二葉(東京パフォーマンスドール) × 安田啓人 × 川崎愛香里
劇場:下北沢 ザ・スズナリ
公演日程:12月26日(土)夜6:00(S)
12月27日(日)昼1:00(S)★1/昼5:00(S)★2
12月28日(月)昼3:00(L)/夜7:00(D)
12月29日(火)昼1:00(D)★3/昼5:00(L)★4
<アフタートークゲスト>
★1 浜崎香帆 ★2 脇あかり ★3 高嶋菜七 ★4えのもとぐりむ、橋口洋平(wacci)
NanaProduce「追憶」
2021年1月20日(水)~24日(日)
東京・サンモールスタジオで上演
公式HP:https://nanapro.tokyo/
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