<人生の楽園>妻の後押しで早期退職を決意し、森の中の木工房をオープンした夫婦に密着
1月9日(土)放送の「人生の楽園」(毎週土曜夜6:00-6:30、テレビ朝日系)では、早期退職して千葉・長柄町の森に移住し、木工房を開いて子どもたちに木工教室や田舎体験も行う岩佐峰行さん(69歳)と、それを支える妻の政子さん(70歳)に密着する。
舞台は千葉・長柄町
岐阜県出身の峰行さんは、高校卒業後、化学製品などを開発製造する会社に就職し、千葉・佐倉市の工場に配属された。そして23歳のときに政子さんと職場結婚した。
そんな峰行さんは40代半ばを過ぎると、自然の中で定年のない生涯現役な生き方をしたいと思うようになった。そこで妻の政子さんに相談すると、一度きりの人生だからやりたいことを見つけてほしいと背中を押され、47歳で会社を早期退職。日曜大工の趣味を生かそうと、雑誌で見つけた長野にある職業能力開発校の木工科に入校し、1年間技術を学んだ。
一方、政子さんはフランチャイズのケーキ店を開業して家族の生活を支えた。そうして長野から戻った峰行さんは木工作業ができる自宅兼工房を求め、53歳のときに長柄町にある森の中の500坪の土地を購入。基礎と柱以外は峰行さんが3年かけてこつこつと造り、2009年「木工房 六地蔵」をオープンした。
峰行さんが作るのはオーダーメイドの木工家具と、遊び心が詰まった木工雑貨。そうした木工雑貨を使って、親子で参加する木工教室も開いている。また自宅敷地内では野菜やハーブ、果物を育てていて、木工教室に参加した子どもたちに収穫した野菜を使って自家製窯でピザを焼いたり、干し柿作りをしたり、野鳥観察やまき割りなど様々な田舎体験も提供している。
さらに、政子さんは読み聞かせのボランティア活動にも参加していて、こちらも子どもたちに人気だ。