<おちょやん>杉咲花“千代”、ついに撮影所へ!守衛役・渋谷天外との“再会”も話題に
「千鳥さん、カッコよすぎる!」
遡って第23回では、何のツテもない千代が女優になりたい一心で撮影所の門をくぐろうとし、守衛の守屋(渋谷天外)に全力で止められるコミカルなやりとりが話題を呼んだ。“ハゲヅラ”をかぶり素知らぬ顔で守衛室を通過しようとして、守屋に「待てっ!わしの目がごまかせるとでも思てんのか!」「似合い過ぎじゃお前は!」とつまみ出されたシーンが記憶に新しい。
そんな“因縁の相手”である守屋が今回は「申請出てますな、どうぞ」とすんなり通用口を開放。千代が「入ってよろしの?」とためらっていると、「ああもう!」と正門を開け、「入ってしもた!」と喜ぶ千代を見て「アッハハハハハ!」と大笑い。「ほんで、どないしたらよろしの?」と戸惑う千代に「そら知らんがな」と突っ込んだ。
渋谷天外(3代目)は、千代のモデルになった女優・浪花千栄子も所属した「松竹新喜劇」の現代表でもあり、浅からぬ縁を持つ。ドラマでは、ツテもなく強行突破しようとしていた千代がひと回り大きくなって再び撮影所の前に立ったシーンに華を添えた。
このシーンには視聴者からも「いいシーンだった」「渋谷天外さんとのやり取り好きだな」「正門を開けて迎えるっていうのが粋だなぁ」といった感想が上がり、Twitterでは「#おちょやん」がトレンドトップ3圏内に浮上する注目を集めた。
一方、最後まで憎まれ口をたたきながらも千代を撮影所に世話した千鳥にも「千鳥さん、最後に笑った!」「最後まで魅力的。泣けた」「千鳥さん、芝居をやめるんじゃなく『修行しなおす』という選択がカッコよすぎる!」といった声が上がった。
1月15日(金)は第30回を放送する。突然の山村千鳥一座の解散後、千鳥の紹介で再び鶴亀撮影所の門前にやってきた千代。鶴亀撮影所に初めて足を踏み入れ、嬉しさが込み上げる。
さらに所内を案内する助監督・小暮(若葉竜也)から、女優と呼ばれ舞い上がる。しかし、その先には、クセの強い所長と監督による面談が待ち受けていた。