安達祐実を囲む演技派女優の“四重奏”が「名シーン!」とトレンド入り<にじいろカルテ>
どうにもならない現実…それでも前を向く4人の女性たち
まるで演劇の舞台のように、4人が学校の机を向かい合わせにして、それぞれの役柄が抱える心の傷や、人生への思いを一人ずつ明かしていく。
子ども好きの氷月は、不妊治療をしても子を授かることができず「自分が憧れてた人生とは違っちゃったのは確かで、悔しいなって気持ちはある」と語った。次いで嵐は、いきなり夫が手紙を置いて家を出たことを語り「何が嫌だったのか教えてくれればね、少しは納得できたのかもしれないけど、分かんないから全部なんだろうなって」とやりきれない気持ちを明かした。
真空も虹ノ村に来てから温かい人々に囲まれ、幸せで楽しいけれど、病気のことはつい我慢してしまうと吐露し「こんなの医者じゃない、最悪です」と涙を流した。自分の話を涙を浮かべて話す3人を見て、雪乃もまた真っ赤な目で、彼女たちの人生、そして自分の病気のことを思っていた。
氷月が「みんなあるね、あるよね。どうにもならないことって。頑張ってもどうにもならないことって。現実は。付き合っていくしかないんだよね、なんとかさ」と語ったこのシーン。演技派女優たちによる芝居の“四重奏”ともいえる人間味あふれる会話劇に、視聴者も「あの女優陣すごすぎませんか」「ドラマを忘れて、そこに何年も住んでいる女性たちのように見えた」「めちゃくちゃ良い名シーンだったのでは!」と絶賛の声を上げた。
次回、妻・沙織(佐々木希)の姿…朔の過去が明らかに!
次週、第4話は2月11日(木)放送。隣村のキャンプ場で土砂崩れが発生。急いで現場に向かうことになった真空(高畑)、太陽(北村)、朔(井浦)だが、その様子を見て霧ケ谷(光石研)は朔に「大丈夫…?」と声をかける。笑顔で応える朔だが、心配そうな霧ケ谷の様子に、何か知っているようだと悟る真空。
緊張感ただよう中、土砂崩れの現場に入った3人は、年長者の朔の指示の下、命を救うために奔走する。そんな混乱の中、ある患者の「大丈夫です」という言葉に、思わず朔は「それはあなたが決めることじゃない!」と激昂する。朔の脳裏には妻・沙織(佐々木希)の姿が思い出され…朔の過去が明かされる。