<おちょやん>大川良太郎“漆原さん”華麗なる転身に視聴者喝采「ほれぼれするほどカッコいい!」
杉咲花がヒロインを務める連続テレビ小説「おちょやん」(毎週月~土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は一週間の振り返り)。2月5日放送の第45回では、見事な転身ぶりを見せた喜劇役者・漆原(大川良太郎)に注目が集まった。(以下、ネタバレがあります)
「まだ俺の席あるかな」
第9週「絶対笑かしたる」(第41~45回/2月1日~6日)では、大坂・道頓堀に戻った千代が、一平(成田凌)と新しい喜劇一座を作るため奮闘する姿が描かれた。
千之助(星田英利)が参加しないなら…と背中を向けた元天海一座のメンバー、天晴(渋谷天笑)と徳利(大塚宣幸)をどうにか連れ戻した千代たち。だがその矢先、ずっと支えてきた女形・漆原を一平が突如「あんたはもう時代遅れのお払い箱や」と挑発。漆原は怒り心頭。
だがそれは、いつでもたおやかな漆原から荒々しい“男”を引き出したい一平の作戦だった。一平の作る新しい劇団は、観客に舞台上で起こることを自分のことのように見てほしい。そのためには、女の役は女優がやらなくてはいけない。漆原には、男の役を演じる役者として残ってほしい。その思いを、不器用な一平なりに漆原に伝えようとしたのだった。
全身全霊をかけて演じてきた女形を否定された漆原は、一度は一平の元を去った。だが第45回ラストでは、短髪に三つ揃えスーツ、中折れ帽といういで立ちで現れ、「まだ私の…いや…俺の席あるかな」とほほ笑んだ。