「きみセカ」「青のSP」出演中の田中奏生がひた走る役者道…「中1くらいでようやく芝居の本質に気付けた」

2021/02/24 00:00 配信

ドラマ

田中奏生

田中奏生

君と世界が終わる日に」(毎週日曜夜10:30-11:25、日本テレビ系)では、ゾンビだらけの世界で妹を守る少年を好演している田中奏生。今クールはドラマ「青のSP(スクールポリス)―学校内警察・嶋田隆平―」(毎週火曜夜9:00-9:54、フジテレビ系)にも出演中だ。

15歳にして芸歴は10年。物心ついた頃から役者をしていたという。

「役者を辞めたいと思ったことはないですが、『大人になっても俳優を続けたいな』と思ったのはつい最近なんです。演じているときに、作品の世界に存在することで自分の気持ちが変化したり、相手の役者さんから感情が伝わってくることが楽しいなと感じて。それって、役者だけの特権だなと気付いたんです。それまでも楽しかったんですが、中1くらいでようやく、芝居の本質みたいなものに気付けました

俳優として生きていこうと決めたきっかけの一つが、「BG~身辺警護人~」(2018年ほか、テレビ朝日系)で共演した木村拓哉の一言だった。

「ビリビリに破れたユニホームを縫うシーンがあって。休憩中に木村さんが『それだけ破れてるってことは大けがだろうけど、今どんな状態なんだろうな』ってボソッと言ってくださったんです。レッスンの先生が言っていた“作品の世界で生きる”という言葉とその一言がつながって、『こういうことなんだ』って、演じることに対する意識が変わりました。役と向き合うことを教わりました」

今後、役者として目指すのは?

「演じてみたいのは、人の心を持っていないような冷徹な役柄。本来は理解できない感情を、お芝居で感じてみたいです。役者としては、カメレオン俳優と呼ばれるようになるのが理想。そのためにも、いろんな経験をして、たくさん気持ちを知ることが大切なんじゃないかなと思うんです。イメージは、図鑑を少しずつ完成させていく感じ。役を演じたら図鑑に保存されて、似ている役が来たらそこから引っ張り出したり、さらに新しいものとしてまた保存して、自分の図鑑を完成させていけたらいいなって。目標を持つことは大切だけど、それだけにとらわれず、自分の芝居を追っていきたいです」

たなか・かなう=2006年1月25日生まれ、千葉県出身。

撮影=山田大輔/取材・文=横前さやか

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