丸山桂里奈、小泉進次郎大臣&内堀雅雄福島県知事らに「お菓子を持ち歩きましょう」と提案
受賞者から鋭い質問を寄せられた小泉環境大臣は「(受賞者がなすびに尋ねられたように)好きな昆虫を聞かれるかと思って心の中で回答を用意してたら、国会みたいな質問が!」と驚きつつ、菅義偉首相が提案し、法制化への道筋をつけた2050年カーボンニュートラル(脱炭素化)実現に向けての活動などを説明。
また、自らの提案が必要なのか不安になるという受賞者には「必要だと思いますかって聞きたくなるのも分かるけど、必要だと思ったらやっちゃえばいいよね。それでダメだったらやめたらいいよ。高校生にとっては、失敗を早く繰り返していくことが成功への近道になるから。失敗するのがイヤだから挑戦をしない、体験が積めないというのが一番最悪なこと。今の失敗は絶対取り戻せるから。必要だと思ったらその気持ちを大切にして、ぜひ行動に移して仲間を見つけて」と熱いメッセージを送っていた。
母校の生徒も参加するなすび、内堀福島県知事らも、柔らかく軽妙な雰囲気で積極的にトークに参加し、参加者の提案をブラッシュアップ。最後に受賞者から“なでしこジャパン”時代の福島の思い出の場所を質問された丸山は「すごいたくさんあります! すごいたくさんあります!」の後がすぐに出てこず総ツッコミを受けたが、「富岡の夜の森桜の、左っかわの角のところの焼き鳥屋さんとか、Jヴィレッジの近くに焼肉屋さんがあって…、私から見て右っかわですよ?」と話して地元の参加者たちと通じ合っていた。
さらに「さっき、受賞者の方が福島の方は東京と違ってあいさつをしてくれるって言ってましたけど、私はあいさつどころじゃなくすれ違うたびに野菜をもらってました。私の体のどっちかは福島に作ってもらったと思ってます」とコメント。
知らない人にあいさつすると通報されてしまう現状を嘆き、「(環境省職員や県庁職員も)警備員の方や清掃の方にあいさつをしないから、そこから変えていきたい」と具体的な施策を述べる小泉環境大臣と内堀知事らを前に、「お菓子を持っていた方がいいと思いますよ。お菓子を持って近づけば怪しくないですから。私、テレビ局の警備員とお菓子を交換して、すごく仲いいです」と謎のアドバイスを送っていた。
◆取材・文=坂戸希和美