堀江瞬、悠木碧の演技力に衝撃「不味そうなナマズがおいしそうに見えてくる…」<蜘蛛ですが、なにか?>
“蜘蛛”というニッチなところを突いた作品
「蜘蛛ですが、なにか?」は、ごく普通の学校で、とあるクラスの生徒全員と担任教師が異世界へ転生。主人公の「私」は、蜘蛛へと転生してしまったが強靭なメンタルで生存競争を生き抜こうとする。一方、人間パートでは転生後も同じクラスメイトとして学園に通っている者もおり、シュンもその一人である。そんなシュンの声を務めるのが、「さらざんまい」や「彼女、お借りします」など話題作でメインキャラクターの声を多数務め、人気実力共に注目を集めている堀江瞬だ。
最初に作品を知った時の印象を聞くと「“え?蜘蛛が主人公!?”という驚きがありました。蜘蛛という、すごくニッチなところを突いた作品だなと。蜘蛛を主人公にした時にどんな物語が展開されていくのだろうと期待も膨らんでいて、いざオーディションを受けるとなった時に原作を読んでみたら“なるほど!”と納得させられました」と堀江は語る。
確かに、蜘蛛が主人公というのは、なかなかない設定。さらに本作は蜘蛛の「私」パート、シュンたちのストーリーを描く人間パートの2つで話が進んでいき、さらにその双方に“謎”が隠されていたりもするのだ。堀江は「どこか「私」パートが謎の出題編、人間パートが謎を解き明かす解答編のようなイメージがあると思っていて。サバイバルものに見せているけど、実は推理ものの要素も入っているというか。それも含めて、話を追っていくにつれ面白さが倍増しているのだと思います」と作品の魅力を教えてくれた。