斎藤工が“妊夫”に！男性の妊娠・出産を描いた話題作「ヒヤマケンタロウの妊娠」実写化
桧山健太郎役・斎藤工コメント
――本作のオファーを受けた時、この桧山健太郎という役柄を、どのように演じたいと思われましたか？ また、どんな作品にしたいと思われますか？
坂井先生による原作コミックスのあまりのリアリティに、すぐさま「男性妊娠」の実例を調べていました。
日々"今までの当たり前"が見直されながらも、それが覆されるには時間がかかる歯痒い現代における、この男女の役割の入れ替わりを描く本作は、古き悪き常識に対する新時代のアンチテーゼになる可能性を秘めている気がしています。
――本作を楽しみにしているファンの皆さまへメッセージをお願いいたします。
妊夫として過ごす時間は、既に驚きの連続です。
何事にも多様性が求められている昨今、「ヒヤマケンタロウの妊娠」という坂井先生が生み出してくださった一つの新しい角度、モノの捉え方を、上野樹里さん、箱田監督、菊地監督をはじめ、日本映画界の要となる素晴らしきキャスト、スタッフ方々と共に作品に愉しく詰め込んで、広く深く軽やかにお届け出来たらと思っております。
瀬戸亜季役・上野樹里コメント
――本作のオファーを受けた時、この瀬戸亜季という役柄を、どのように演じたいと思われましたか？ また、どんな作品にしたいと思われますか？
パートナーの桧山が妊娠したことにより、亜季の抱く家族や家庭というものへのネガティブな概念との葛藤や、自由でありたいと願う亜季の価値観が変化したりと、桧山と共に成長していくキャラクターを楽しんで演じたいです。
気軽に楽しめる作品でありながら、ジェンダーやマイノリティ、LGBTQなどへの理解を深めるきっかけとなる作品になれたらなと思います。
――本作を楽しみにしているファンの皆さまへメッセージをお願いいたします。
自分らしく生き抜く全ての人へエールを送れるような作品になるよう、亜季を通して自分にできる役割を全力で全うしたいと思います。楽しみにしていてください。
2022年、Netflixにて全世界同時独占配信予定
原作：坂井恵理「ヒヤマケンタロウの妊娠」(講談社「BE LOVE KC」所載)
出演：斎藤工、上野樹里
脚本：山田能龍、岨手由貴子、天野千尋
監督：箱田優子、菊地健雄
＜原作情報＞
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坂井恵理「ヒヤマケンタロウの妊娠」(講談社「BE LOVE KC」所載)
