「クレヨンしんちゃん」30年前の企画段階では“ボツになるはずだった”制作秘話が明かされる〈しくじり先生〉
4月19日(月)放送の「しくじり先生 俺みたいになるな!!」(テレビ朝日系)に、チョコレートプラネットが初登壇し、人気アニメ「クレヨンしんちゃん」(テレビ朝日系)を教材に授業。その中で、同アニメの制作秘話が明かされた。
今年で放送開始から30周年を迎える「クレヨンしんちゃん」は、今では大人から子どもまで楽しめる国民的アニメとなっている。「クレヨンしんちゃん」のスタッフによると、番組スタート前の企画書は本命のアニメ企画を通すために作られた「噛ませ犬」的なものだったという。しかし、上層部の高い評価を受けて放送開始が決まったとか。
1992年の初回視聴率は平均4.0%と振るわなかったものの、子どもたちには「ぞうさん」「ケツだけ星人」といったマネしやすいフレーズや下ネタがウケて大好評となり、放送開始から1年後には平均視聴率28.2%という大記録を達成した。
しかし、親目線の大人世代からは「子どもの教育に悪影響」といった意見が噴出。「子どもに見せたくないテレビ番組ランキング」では、1995年から調査が終了する2012年まで18年間もベスト5にランクインし続けてしまう。
そうした“悪評”を払拭することになったきっかけが、劇場版「映画クレヨンしんちゃん」の存在。2001年公開の9作目「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲」は、感動的なストーリーが大人たちの間でも「泣ける」と評判を呼び、続く10作目「クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦」もハッピーエンドではないラストシーンが話題となった。
番組の終盤では、国民的アニメに成長した「クレヨンしんちゃん」から学ぶ教訓として「大人と子どもの2つの視点を持つことが大切」と解説。なお、4月23日(金)からは最新作「映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園」が公開予定となっている。
放送終了後のネット上には視聴者から「劇場版は本当に名作揃い」「映画しか知らない人はテレビ版を見たら驚くかも」「泣けるしんちゃんもおバカなしんちゃんも好きです!」といったメッセージが書き込まれていた。
次回の「しくじり先生 俺みたいになるな!!」は5月3日(月)放送予定。
毎週月曜夜0:15-0:45ほか
テレビ朝日系にて放送
※地上波放送後、ABEMAで無料配信
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