草笛光子が“源頼朝の乳母”比企尼役「私も若返ります!」<鎌倉殿の13人>
役作りのため京都の高台寺に出向き…
今回が11回目の出演となる大河ドラマへの印象を草笛は「『葵 徳川三代』で高台院を演じました。役作りのため京都の高台寺に出向き『ここから火事を見たはず』と言ったら、高台から遠方の火事を見守るシーンが追加されました。実際の体験を基に新たなシ ーンを作って下さったのは印象深い思い出です。『真田丸』では祖母とりの最期『ちと、早すぎた』というせりふ、リハーサルでは共演者の皆さんも笑いをこらえるので必死、笑わさずどう演じるか1週間悩みました。放送後に三谷さんから『自分で書いた台本なのに涙が出ました。僕もこれからしっかり生きて行こうと思います』とメールをいただきました。リアルではあるまじきことをリアルにする、私の女優人生の中で印象に残るシーンの一つです」とコメント。
“三谷作品”についての印象には「最初の三谷作品舞台『ロスト・イン・ヨンカーズ』で、私が悩んでいたら『大丈夫、その暗闇の中を僕が手を引いて歩いてあげますからついてきてください』と言ってくださった。その言葉にすっかり安心してこの方についていこうと思いました。最近この話をしたら『僕そんなこと言ったかな』とおっしゃって、照れているのでしょうか。三谷さんは、何が飛び出してくるか分からない方。でも、それが演劇であり、芝居の醍醐味だと思います。これからも付いていこうと思います」と明かした。
2022年放送開始予定
NHK総合ほか
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