パフォーマーとしてはもちろん、日本酒をライフワークとしてさまざまな取り組みを行ってきたEXILE/EXILE THE SECONDの橘ケンチ。2019年度からは各地の新進酒蔵とのコラボで日本酒造りにも取り組んできたが、3シーズン目となる2021年度も新たなコラボ商品を展開することが発表された。
今回タッグを組むのは、日本酒界をリードする先鋭酒蔵、福岡県の白糸酒造及び、奈良県の油長酒造。4月30日に公開されたLDH JAPAN運営による公式ファンクラブ『EXILE TRIBE FAMILYデジタル会報』VOL.72の個人ページでは、白糸酒造における今季の造りの様子が掲載されている。
油長酒造との新たな取り組みも
「現代の日本酒の味わい深さを始め、日本各地の文化の拠点となっている酒蔵さんの魅力を多くの方に知っていただきたい」との覚悟を持って、実力派酒蔵や日本酒のキーパーソンとの対話を積み重ねてきた橘ケンチ。「酒や文化の持つ底力が今こそ多くの人の心に灯をともすはず」と、いまだ収束の見えないコロナ禍の中でさらにその想いを強くしている。
そんな日本酒に関する活動の中で公私を隔てず交流を継続してきた酒造会社のひとつが、今回コラボが発表された白糸酒造だ。会報誌面では2020-2021期のコラボ日本酒造りの一部が公開されており、これをもって白糸酒造×〈橘〉の3シーズン目がスタート。
普段なかなか目にすることのできない蔵内部や、本人の作業の様子が紹介されているほか、それぞれのシーンを橘自身がわかりやすく解説している。
また、同じくデジタル会報記事内ではさらに、油長酒造との新たな取組が控えていることが橘ケンチ本人の口から明かされている。
油長酒造は独自の哲学で進化、近年は『風の森』という先進的な人気銘柄を世に送り出す奈良県の気鋭蔵。昨年から米作りを通じて日本酒界に一石を投じるチャレンジを始めており、橘ケンチ自身も第一次産業と向き合うべく活動してきた中で「油長酒造さんの持つ熱い想いに感銘を受けて仲間に加えていただくことになりました」(橘ケンチ)と今回のコラボレーションが生まれた経緯を語っている。
日本酒ボトルのリリースを筆頭に日本酒マンガ連載『あらばしり』の企画原案、さらにはLDH JAPAN公式YouTubeチャンネル内番組『EXILE橘ケンチのSAKE JAPAN』を開設するなど、今年度も日本酒に関する活発なチャレンジが進められているだけに、3シーズン目となる日本酒造りにも期待が高まる。
『EXILE TRIBE FAMILYデジタル会報』VOL.72(4月30日公開)
発行日:2021年4月30日公開
発行元:株式会社LDH JAPAN