優勝賞金1000万円とNo.1の称号を目指して最高級松阪牛でバトル<DRAGON CHEF 2021>
薄切り肉を57度で低温調理
調理が始まり、松阪牛の薄切り肉が見えると、思わず「焼きしゃぶで食べたい」と口走るゲストの高嶋。シンプルな調理で食べても十分美味しい食材だけに、その特徴を生かし、オリジナリティーを出すかが勝負のカギとなる。
そんな中、薄切り肉を57度で低温調理をしていくのは、食のクリエイティブディレクター・井上。なんと「新しいすき焼き」を作るという。オブラートの上に砕いた飴を載せバーナーで炙ったり、緑色の液体を調合したりと、実験的な調理を続ける。
一方、ペニンシュラホテル東京で中華シェフとして修業し、現在はスパイスカレーの店に転職した高木は、かつお節をまぶして寝かせた薄切り肉をバーナーで炙っていく。そして、ニンニク、生姜、花山椒など、さまざまなスパイスや香り野菜を炒めていくが、どんな料理に仕上がるのか。
そして、福島県で40年続く蕎麦店の2代目、本田は、そば粉を練り合わせ始める。「ついに今まで封印してきた蕎麦を作り出した!」とMCの山里亮太を驚かせる。
そしていよいよ試食。ゲストからは「優しい味。口当たり、歯ざわりがたまらない」と高嶋、「とてもユニークな発想で、口の中で想像力が湧いてくる」と小薇、「こういう組み合わせで松阪牛を食べたことがなかった」と中尾などの褒め言葉が次々と飛び出したバトルとなる。
※高嶋政宏の高は正しくは「はしご高」