八作が“放っておけない感MAX”な姿に
一方、三人の元夫たちはというと、慎森(岡田将生)と鹿太郎(角田晃広)は、大親友を亡くしたとわ子への接し方に未だ戸惑っている様子。自分たちにできることはあるかと焼肉店で話す二人だが、彼らの関係性は相変わらずのようで、とある会話が次第にヒートアップ。久しぶりに、まるで漫才のような軽快なテンポのやり取りを繰り広げる。
また、とわ子が社長を務める会社「しろくまハウジング」が、外資系ファンドの傘下になるかもしれないと揺れる中、同じ会社の顧問弁護士でもある慎森は、とわ子に手を差し伸べる。慎森は当然のことをしたまでという態度を取るが、とわ子に「ありがとう」と言われはにかんだり、とわ子から「らしくないよ」と指摘されるほど意外な一面も見せる。第7話では、慎森がものすごくひねくれた人であることを忘れるほど、彼の男性としての魅力があふれていた気がした。
そして、しばらくの間レストランを休んでいた八作は、放っておけない感MAXな姿でとわ子の前に現れる。(八作ファンは、母性本能をくすぐられるのでは…?)
元夫婦だなと分かるような空気を醸し出しながら食事を取る二人。その場面を見て、つらいことがあっても、自分からは本音を話さないタイプであろう八作ととわ子は、多くを語らずに通じ合ってきたのだなと改めて思った。とわ子はかごめへの思いを打ち明けたが、八作が本心を述べることはあるのだろうか。今後は、そこにも注目していきたい。
とわ子を取り巻く環境はどのように変化していくのか。第2章のスタートとなる「大豆田とわ子と三人の元夫」第7話は、5月25日(火)夜9時から放送。
◆文=M