よく行く居酒屋の店長と、不思議な縁を感じた
ドラマの見どころは「とにかく料理がすごくおいしそう」と西島、「飯テロの要素もある」と濱田。2人が外食をする際、料理に+αして魅力を感じる部分はどこ?
西島:最近はあまり行けてないですが、お店の雰囲気や店長、店員さんの人柄は大きいと思います。自分の今の状態を何となく察してくれて、それが提供してくださる料理に反映されていたりすると温かい心遣いを感じます。
あとは人とのつながり。20年ほど前に行ってたお店で働いてた人が、僕が一番行く居酒屋の店長なんです。しかもそれをだいぶ通うようになってから告げられて。自分がなぜこの店を好きになったか分かった気がして、不思議な縁を感じました。
濱田:僕は子供の頃からよく行ってるご飯屋さんが何軒かあって。そこのおじさんたちが「(赤ちゃんを抱くふりで)昔はおまえ、こんなんだったのにな~」とかいまだに話してくるのがちょっと面白いです(笑)。
あとこのドラマのセリフでハッとしたことがあって。気取らない店なのでそんなにおめかししなくても…というくだりで、その回のゲスト出演者が「いや、他のお客さんの思い出の風景の一部になるかもしれないので」と言うんです。その言葉がすごく印象的で、確かに自分本位の雑な服装はしちゃいけないなと。今後気を付けようって思いました(笑)。
取材・文=川倉由起子