宇野昌磨、弟の樹を「勝負強さはアスリート向き」と褒めるも、トークスキルは「自分のほうがまだしゃべれるな(笑)」
宇野昌磨、弟・樹に「本当はアスリートに向いてるのは樹かも」
それにちなんだ早口言葉対決では、「肩肩固い肩硬かったら買ってコラントッテ」というお題に、樹が「僕は学校とかで友達とやってるので、昌磨よりはできると思います」と堂々コメント。自身は「やったことない」とハードルを下げていた昌磨は「ハードル上げるねぇ自分で!」と驚きの表情。実際、昌磨が2度失敗して「もういいです」とリタイアしたのに対し、樹は一発でパーフェクトにクリアしてみせた。
「本当に緊張してる!?」「してますよ!」と和やかにやりとりを経て、昌磨は「自分でハードル上げながら、それを乗り越えるってすごいよね」としみじみ。「僕はいつも、いかに自分のハードルを下げるかっていうのをやってるんです。もちろん練習で土台を高くするけど、本番では自分に期待しないようにってハードルを下げて」とアスリートとしてのスタンスについてコメント。
さらに「樹はセンスがあって何でもすぐできるし、勝負強さというか、自分を追い込んでおきながら乗り越える持ってるなって昔から思ってて…本当はアスリートに向いてるのは樹かもしれない」と降参しかけた昌磨だが、「だけど樹はコツコツやるのが苦手なので、結局アスリートには向いてない!」と思い直した様子。樹も「言い返す言葉もないです。コツコツとか継続とかが本当に向いてない(笑)」とあっさり認めていた。
イベント後の囲み取材で、「オリンピックシーズンに向かう兄へのコメントを求められた樹は「いつも僕から昌磨…兄に言うことはないんですけど、いつもどおり頑張ってれたらいなと思います」とシンプルなエール。昌磨は「こうして2人でイベントに出られて楽しかったです。樹が意外と人前でしゃべれるのも驚いたし(笑)。でも自分のほうがまだしゃべれるなと思った!」と、負けず嫌いアピールをしていた。
◆取材・文=坂戸希和美