なお、CM発表会の模様はオンラインでも中継されており、視聴者から“内に秘めた野心”をリアルタイムで募集。山口がメッセージを読み上げて応援を送るスペシャルコンテンツや、ステージ上で点眼をし“サンテFX”ではおなじみの「きたー!」の掛け声をカメラに向けて披露するなど、ファンに向けたサービス精神も満載。
自身の野心についても「アルバムの制作には時間がかかるバンドで、今回の新曲も昨日出来たばっかりというくらい遅いんですけど、年内にアルバムを出せたらいいな、出したいなという野心を持っています」と話し、より一層、画面越しのファンを喜ばせた。
また、CM発表会後の取材では、記者からの「気分転換にしている事」という質問に「制作に入るとネット環境も全部切って内にこもるタイプで、3時間作業して30分休憩をしてというターンを繰り返しています。休憩の30分は、TVをつけると気持ちが切り替わり過ぎてしまうので掃除で気分転換をします」と話した。
最後に、若かった頃の自分に送るエールを問われると「お前、“サンテFX”のCMやるよ。だから“頑張れよ諦めるなよ”と教えてあげたいです。実は22歳の頃に音楽を諦めて、普通に就職をしようと思ったことがあるんです。でも、結局は面接段階で就職は辞めたので、“(正解だから)その面接はちゃんとお断りしろよ”と言ってあげたいですね」と、ユーモアも交えて語り会見を締めくくった。
取材・文=原千夏