2021年4月11日に宝塚歌劇団を惜しまれつつ退団した元雪組娘役トップの真彩希帆が7月にディナーショーを開催する。
在団中に開催予定だったディナーショー(ミュージックサロン)は新型コロナウイルス感染拡大の影響で無観客開催に。
そのためファンの期待も大きく、チケットは即日完売、第一ホテル東京では追加公演が決定するなどの盛況ぶりだ。
今回、WEBザテレビジョンでは、真彩にインタビューを実施。
念願叶っての開催となるディナーショーへの思いや退団後に挑戦したいこと、ファンに向けての思いなどを聞いた。
宝塚歌劇をより愛そうと思いました
――4月11日に宝塚を退団してから約2カ月が経ちますが、何かご自身に変化はありましたか?
在団中と卒業後で大きく自分の性格や思いが変わるということはありませんでしたが
退団して2、3週間たった時に“宝塚ホームシック”みたいなものになりました。みんなに会えないのがさみしすぎて!!
もちろん家族とは話すのですが、日常の中で仲間と「こういうふうに歌いたいよね、芝居したいよね」ということを語り合ったり、お菓子を食べることがなくなったことが不思議で。
在団中は休憩中に下級生の子が「真彩さんこれ好きそうだから買ってきた~」なんて言ってくれたり、私も大きなパッケージのものを購入して、他愛もない話にみんなで大笑いしながら食べることが多かったんです。
ちょっとした日常でしたが、それがとても特別なことだったんだなと…。
連絡を取り合ったり、ビデオ通話で顔を見ることもできるのですが、タカラジェンヌでなくなってしまった今、日常的に会うということは難しくて…。そういうところで「ああ、辞めたんだなぁ」という実感が湧きましたね。
本当にすてきな場所にいたのだとタカラジェンヌであった事に誇りを持つのと同時に、これからは自分は一ファンとして宝塚歌劇をより愛そうと思いました。
2021年7月23日(金)~7月24日(土) 宝塚ホテル
2021年7月29日(木)~7月31日(土) 第一ホテル東京