菅波先生の優しさに「癒される」の声も
菅波なりに百音に寄り添った結果の「何かありましたか?」という一言が、百音には何よりの癒しになったに違いない。百音は涙を浮かべながらも、前を向いた。そして、「飛びます。縄跳び、5分。飛びます」と菅波に約束した。
新次役の浅野忠信、亮役の永瀬廉、耕治役・内野聖陽、耕治の父・龍己役の藤竜也らの説得力ある演技によって、現実の厳しさを容赦なくこちらに伝えてくる今週の「おかえりモネ」。
まだ亮・新次父子の出口は見えそうにない。それでも朝は訪れるし、誰もが新しい今日を生きていかなければならない。そんな中で菅波が百音に寄り添って発した「何かありましたか?」は、無力感に苛まれがちな百音にとっての光であり、また、見る者にとっての癒しともなった。
視聴者からも「息もつけない緊張感の中で、菅波先生に癒された」「聞いてもらうだけでもいい。人に寄り添うってそういうこと」「菅波先生の、深入りせずに話は聞いてくれるっていう姿勢がとてもいい」といった声が上がった。
7月8日(木)は第39回を放送する。永浦家に連れられてきた新次は、耕治や龍己たちに苦しい胸の内を吐き出す。そこへ亮がやってくる。1人ですべてを抱え込み、耐えてきた亮が父の苦悩を聞き、素直な思いを行動に移す。