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広瀬すず&松坂桃李W主演×李相日監督で『流浪の月』映画化!「全身全霊でいきます」と意気込み明かす

2021/07/12 08:00

映画「流浪の月」でW主演を務める広瀬すず&松坂桃李
映画「流浪の月」でW主演を務める広瀬すず&松坂桃李 (C)2022「流浪の月」製作委員会

李相日監督コメント


痛ましい過去を背負った2人の物語なのに、悲壮感が漂わずにどこか浮遊しているような心地良さに包まれました。恋愛、友情、家族愛…名前のつけられない関係がここには存在します。魂と魂の未来永劫揺るがない結びつき。そんなものはこの世界に存在しないのかもしれません。けれど、まずは信じてみる。この物語を信じる。更紗と文、2人の息遣いを信じる。そこから、映画「流浪(るろう)の月」はスタートしました。

「怒り」以来ですが、広瀬すずとは必ずまた映画で再会する。疑いのない確信と、強い願望を常々持ち続けていました。松坂桃李君のこの作品への意気込みには驚嘆するばかりです。身体つきはもちろん髪や体毛の一本一本、皮膚感に到るまで役に向けて丁寧に積み上げていく執念には心が震えます。

2人の眼差しが重なり、互いを慈しむ優しさに溢れた時、自分がどれほど心を奪われるのか…待ち遠しくてなりません。

原作:凪良ゆうコメント


夢みたいでした。初めての映画化、さらに以前から作品のファンだった李監督に撮っていただけると聞いて、人生ってこんなことがあるんだなあと呆然としたほどです。小説からさらに広がっていく映画「流浪(るろう)の月」が今から楽しみでなりません。

李監督から脚本をいただいたとき、人物への理解の深さに鳥肌が立ちました。原作にはないエピソードを追加しながらも、どこまでも更紗らしく文らしい。どれだけ原作を読み込んでくださったのだろうと、李監督にお任せして本当によかったと改めて確信しています。

広瀬さんも松坂さんも際だった存在感と透明感のあるおふたり。一見静かながら内に渇望を秘めた文と更紗に、どこか通じるものを感じています。おふたりに演じていただくことで、物語に込めた思いがより多くの方に伝わるよう願っています。

この記事はWEBザテレビジョン編集部が制作しています。

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「流浪(るろう)の月」
2022年全国ロードショー

原作:凪良ゆう「流浪の月」(東京創元社刊)
主演:広瀬すず、松坂桃李
脚本・監督:李相日
製作幹事:UNO-FILMS(製作第一弾) 
共同製作:ギャガ、UNITED PRODUCTIONS
配給:ギャガ
(C)2022「流浪の月」製作委員会

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