蒔田彩珠「役との向き合い方などたくさん学ばせていただいています」
――劇中では、気仙沼や登米の美しい風景が印象的ですが、現地で撮影した感想を教えてください。
気仙沼には初めて行ったのですが、山や海など自然にあふれていて行けてよかったなと思いました。海鮮丼やサンマの竜田揚げなど食べ物も本当においしかったです。
――未知は、永瀬廉さん演じる“りょーちん”に恋心を抱いていますが、未知の恋心をどう捉えていますか?
未知は、付き合いたいとかそういう気持ちはまだ分からないのかなと思っています。(百音の幼なじみの)“スーちゃん”(恒松祐里)がりょーちんと付き合っていたと聞いて、「あーそういうこともあるのか」と知ったのではないでしょうか。私自身もまだこの先どうなるのか分からないので楽しみにしています。
――永瀬さんとの撮影中のエピソードはありますか?
永瀬さんとは撮影中だった今年3月に「日本アカデミー賞」でお会いしたのですが、会場では「おめでとうございます」と言い合いなんだか照れくさかったですね(笑)。
――出演者陣がとても魅力的な本作ですが、一緒にお芝居される中で何か得たものはありますか?
役との向き合い方などたくさん学ばせていただいています。台本を読んで、この場面はこうしようとイメージしながら現場に行っても他の役者さんたちの雰囲気が想像していたものと全く異なることもあって、そこでの切り替え方も学ぶことができました。作品というのはみんなで創り上げていくものなのだなと改めて実感しました。
――最後に視聴者の方にメッセージをお願いします。
未知は、とても素直で、やりたいことはやるという少し頑固な一面もあります。この先、不器用ながらも前に進んでいきますので「頑張れみーちゃん!」と応援していただけたらうれしいです。