斉藤「お芝居だけど“何小節で”とかめっちゃ出てくるんですよ」
――大場さんは音楽部分には関わらないということですが、周りの方々のタップや和太鼓の稽古は見ていてどうですか?
大場:タップの方には経験者の方も初めての方もいて、今回のストーリー的に初めての方が役にとってはいいかもしれないんですけど、太鼓はそうじゃないから難しそうですね。華丸さんと斉藤さんは大変だろうなって。指の皮がむけてて驚きました。
斉藤:(薬指と小指の付け根付近を指しながら)こんなところ鍛えたことないからすぐめくれるんですよ。でも、太鼓の先生に「皮がめくれて痛いです」って言ったら「3本(中指、薬指、小指)あるから」って言われて、ローテーションでめくれていって(笑)。今はもう固まってるんですけど、3本同時にダメだった時もありましたね。
大場:あと、歌もありますよね。
斉藤:そうそう。僕、今回歌が結構多いんですよ。
大場:しかも、G2さん的にも重要度が高めで。
斉藤:G2さんは音楽をやられていた方なので、本当に音へのこだわりが強くて。生バンドもありますし、元宝塚の大空ゆうひさんというプロ中のプロの歌もあります。
大場:裏の取り方を教わっている方もいたり、基礎的なことをG2さんが教えてくれてます。
斉藤:だから、お芝居だけど“何小節で”とかめっちゃ出てくるんですよ。俺も1回間が悪くて怒られたんですけど。だから、僕らは大変なんですけど、見ている人は絶対に飽きないと思いますよ。タップ、太鼓、歌が要所要所で入ってくるので。
大場:お芝居を見ていて眠くなっちゃうって人も中にはいるじゃないですか。でも、このお芝居は眠くなる暇がないです。
斉藤:見やすい。すごく見やすい。あと、まだこれは実際に見たわけじゃないんですけど、セットも話を聞いてる限りだとすごいことになると思います!