「発進!ミライクリエイター」の第2弾が放送!伊達みきお『若い人たちは本当に世界を変えるぞ!』
サンドウィッチマンが語るミライクリエイターのすごさ
――2021年1月16日に第1弾が放送された後、周囲で何か反応はありましたか?
伊達みきお「『若い人たちを応援する、すごくいい番組をやってたね』と、何人かに言われました。うちの奥さんも『すごくいいね、この番組』って。僕はいつも、奥さんがどう見るかを重要視しているんですけど(笑)、すごく喜んでくれたので、よかったなって思いました」
富澤たけし「僕は前回の収録後、常に自分の中で『前回紹介した(ミライクリエイター)たちのプランは、どうなったかなぁ?』と考えてたんですよ」
伊達「気になるよね。だから、僕らのラジオでもこの番組の話をしたんですよ。『村木(風海)くんは本当に宇宙に行くのかな?』って」
富澤「今回の第2弾では村木くんたちのその後も紹介しますけど、『うそでしょ!?』っていうハプニング連続の実験模様が明らかになって…。でも彼、第三者の僕らから見たら心配になるくらい、凹んでないんですよ(笑)。だからこそきっと、いつか思い描くプランを実現してくれるんでしょうけど!」
――今回の「ミライクリエイター」たちはいかがでしたか?
伊達「本人にも言ったんですけど、ソマリアでテロリストの更生活動をする永井(陽右)さんに関しては…“目の前で人が死ぬのが当たり前の過酷な状況”で奮闘する姿を見て、心配になりました」
富澤「しかも、彼自身も死を覚悟している。だからこそ、『この子の命と引き換えに、法ができるような事態にだけはならないでほしい…』と。絶対に生き続けてミライプランを実現してほしい、と思いました」
伊達「ただ、やっぱり彼の志は尊敬に値する! 普通はアクションを起こすにしても、せいぜい募金をするくらいで、あとは誰かに任せちゃうじゃないですか。でも彼は全部、自分で実行している。僕らも含め大半の人が『怖いな…』と一歩引きがちなことを実行する力は、すごいなって思いました」
富澤「もう一人のミライクリエイター、ごみのない世界を目指す大塚(桃奈)さんもすごかったですね。僕はファッションに疎いので、洋服ごみのことも世界の対応策も全然知らないことばかりで…。僕自身も、服に関しては『まだ着られるのに捨てるのはもったいないなぁ』っていう思いがずっとあって、人にあげたりしてるんですけど、大塚さんが教えてくれたパリの対策のように、街中に洋服リサイクルの回収ボックスがあれば、普通に入れるだろうし、日本でもやってほしいなって思いました」
伊達「僕も恥ずかしながら、あんなに洋服が捨てられてることも、それに対する海外の対策についても、何も知らなかったんですよ。進んでいるように見える日本でも、いろいろ遅れてることがあるんですね、下手したら10年くらい。富澤、覚えてる? 環境負荷を考慮したファッションを、何て呼ぶか」
富澤「サブリミナル」
伊達「サディスティックだよ!」
富澤「どっちでもねぇよ!(笑)」
伊達「新しい横文字はすぐ忘れてしまうんでね…(苦笑)。取り組みを浸透させるためにもぜひ、われわれのような人間にも分かりやすく、できれば日本語で表現してほしいですね」
――第1弾、第2弾で登場した「ミライクリエイター」に共通する要素はありましたか?
伊達「力強さですね。一人でスタジオに出てきてプレゼンするなんて、普通はできないですよ! しかも、世界で活躍する人たちが目の前にいるのに…。でも、伝えたいことや主張したいことがある彼らは強制されずとも、次から次へと力強く語ってくれるんです」
富澤「2007年のM-1チャンピオンも目の前にいるのにね」
伊達「誰も覚えてねぇよ、そんなの!」
――最後に視聴者へメッセージをお願いします。
伊達「この番組はすごくいい番組! 『今の若い人は…』みたいに言うオジサンとかいますけど、明らかにあなたたちの若い頃よりも勉強してるし、物も知ってるし、世の中を動かそうとしてる! ぜひ大人に正座して見てほしいです。若い人たちは本当に世界を変えるぞ!」
富澤「僕らの世代が今まで知らずにやってきた“環境に悪いこと”を、下の世代の子たちが一生懸命になって何とかしようとしてる姿を知ることで、申し訳ない気持ちもちょっと生まれる。大人の皆さん、ぜひ申し訳ないなって気持ちで見てください。この番組を見て、現状を知っているかどうかで、今後の人生が変わる!知ることで、これまでにない楽しみも増えますしね」