新進気鋭作家・三秋縋のベストセラー小説を林遣都、小松菜奈のＷ主演で映画化した、「恋する寄生虫」が11月に公開することが決定し、ティザービジュアルと2種類の特報映像が解禁された。また、追加キャストとして井浦新、石橋凌が出演することも分かった。
極度の潔癖症から誰とも人間関係を築けずに孤独に生きる青年・高坂賢吾(林)と寄生虫が好きで、視線恐怖症に苦しむ不登校の女子高生・佐薙ひじり(小松)の、繊細で儚い恋物語を描く本作。
この度、解禁されたティザービジュアルでは、マスクをした高坂とヘッドホンを首にかけた佐薙の横顔が描かれ、互いに見つめ合う姿がドラマチックなデザインとなっている。
また、特報映像は「恋する編」と「寄生虫編」の2種類が公開。
「恋する編」では、それぞれ潔癖症と視線恐怖症を患う高坂と佐薙の共通点、「虫」や「死」、「世界の終わり」といったラブストーリーらしからぬダークなキーワードの数々が、本作の異色な世界観を表しており、「ウイルスが起動するのはクリスマスイブ。それが世界の終わり」というセリフから、2人がクリスマスに向けて何かを企んでいることが示唆される。
一方「寄生虫編」では、寄生虫好きの佐薙が高坂にフタゴムシという寄生虫の特性について説明し、2人が徐々に近づいていく様子が映し出される。ロマンチックなメリーゴーランドとそれに似つかわしくない会話が、一風変わったラブストーリーであることを感じさせる。
そして、解禁された追加キャストとして、井浦は高坂の前に突如現れ、佐薙と引き合わせる謎の男・和泉を、佐薙の祖父・瓜実裕一を石橋が演じる。
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