考察も難しい、謎を呼ぶストーリー
第2話でも謎が深まるばかりだった。バックハグも詠美の心の奥を察知しているかのようなことからなのか。女児失踪事件に関連するような絵を描くのはなぜなのか。そして、胸の前で腕をクロスするポーズ、ヘミングウェイの足にほられたタトゥーの絵の意味もまだまだ分からない。
そして、第1話で亡くなった後宮は遺伝子工学の大学教授だったが、彼が病室の壁一面に書いていた数式の続きを完成させたヘミングウェイ。長く解けなかったものができたヘミングウェイの能力の不思議さがさらに増した。
第2話もまた衝撃の出来事で幕を閉じた。死の連鎖が絡む謎の複雑さにSNSでもまだ考察が進まないといった意見が。次週はオリンピック関連番組のため休止となるが、これまでを見返して謎の整理をしながら次回放送を待ちたい。
第3話は8月13日(金)に放送。詠美は、社会部のキャップ・橘(橋本じゅん)から、日本一の有名人になったにもかかわらず、いまだに身元が判明しないヘミングウェイの正体をスクープするよう発破をかけられる。
(文=ザテレビジョンドラマ部)