4年ぶりの再々演!初演はチケット即日完売を記録したミュージカル「王家の紋章」が開幕
16歳のアメリカ人キャロル・リード(神田)は、エジプトで大好きな考古学を学んでいる。頼もしい兄ライアン(植原)や、友達や教授に囲まれ、幸せな毎日を送っていた。
ある日、とあるピラミッドの発掘に参加するが、そこは古代エジプトの少年王・メンフィス(浦井)の墓だった。ピラミッドに眠っていた美しい少年王のマスク、古代エジプトへのロマンに沸き立つキャロル。そんな中、アイシス(新妻)という謎の美女が突然現れる。実はアイシスは古代エジプトの神殿の祭司でメンフィスの異母姉。メンフィスの墓を暴いたことによるたたりを起こすため、現代に現れたのだ。
彼女の呪術によって、キャロルは古代エジプトへとタイムスリップしてしまう。キャロルは、エジプト人にはありえない金髪碧眼に白い肌。そして、考古学の知識と現代の知恵を持つ。やがて古代エジプト人達から、“ナイルの娘”“黄金の姫”と呼ばれあがめられるようになり、宰相イムホテップ(山口)からも認められるようになるが、キャロルは現代を懐かしみ、帰りたいと願っていた。
しかし、メンフィスから求愛を受けるようになり、強引で美しい若き王メンフィスに反発しながらも心引かれてゆく。だが、キャロルの英知と美しさにほれ込み、彼女を奪おうとするヒッタイト王子・イズミル(平方)など、2人の間には数々の困難が立ちふさがる。
世界中で愛される少女漫画を、華やかな衣装と圧倒的な歌唱力でミュージカル化。ポップな楽曲からシリアスに歌い上げる楽曲まで幅広く披露する。
なお、メンフィス役は海宝直人、キャロル役は木下晴香、イズミル役は大貫勇輔、アイシス役は朝夏まなと、ルカ役は前山剛久、ウナス役は大隅勇太のWキャストで演じる。
ミュージカル「王家の紋章」は、8月5日~28日(土)に帝国劇場、9月4日(土)〜26日(日)に福岡・博多座にて上演される。